16日はお休みです

猛暑の連休となっていますが、明日は海の日。ここ根津からでは全然わかりませんが、海の方は賑わっている

のでしょうか・・・。通常、祝日の月曜日は営業していますが、明日16日は都合によりお休みとさせていただきます。17日火曜日もお休みとなりますのでどうぞご了承ください。18日水曜日・19日木曜日は13時〜19時とさせていただきます。金・土は12時〜19時、日曜日は12時〜17時です。いろいろ変則ですみません。どうぞよろしくお願い致します。

(写真は田村雅紀「貝殻理想宮143月の雫」)

暑い7月のタナカホンヤやってまっせ

こんにちは。
暑い、 夏の暑いタナカホンヤです。
7月も中旬、Wカップ寝不足でブログが疎かになっていましたね。
ついでに暑さにもやられておりますが、そんなこんなの日々の鬱憤を音楽が吹き飛ばしてくれました。
先日のささきりょうたさんのライブが最高で、心地よいフェスにいるような気分になりました。
長野の小諸市にある読書の森で8月14日に開催される盆おどりフェスタ2018では、彼のつくった盆踊り曲が聴けるそうなので遊びにいこうか計画中です。
昨晩は、京島Halaheluでの音楽ライブがあり、annie the clumsyさんが最高に楽しくて、新しいアルバムをお店のBGMで聴く日々になりそうです。
やはり音楽の力は素晴らしく、夏のフェスていいですよね。今年は行けるかな。


ふるやしきせつさんの展示
「ルグリ ショ」
開催中です。
6月30日〜7月16日まで。 
そうです、明日月曜祝日で展示は終わりです。
遅くなってしまい、すみませんがよろしくお願いします。
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そして、
7月21(土)、22日(日)の2日間は、
「 ぼうし と えほん 」展。12:00〜20:00。
帽子作家 kasa さんのこだわりぬいた帽子たちと、
かわしまじゅんこ さんの絵や作品の展示販売をします。
7月22日(日)13時頃からは、絵本の読み聞かせをやる予定です。
みなさん、お楽しみに〜
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7月の後半は、
はとのぬいぐるみ展 「本日のコトリ 展」
7月27日(金)〜8月5日(日) 12:00〜20:00
2代目しのばずくんの生みの親、でお馴染みはとちゃんの展示販売です。
そして、
展示最終日8月5日(日) 11:00〜 ジュンマキ堂の新作影絵「ドタバタシンデレラ」(初演) のイベントです。
投げ銭なので、お気軽に遊びにきてください〜

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今月のお休みです。
7月17日、18日、23日、24日、25日、26日、30日、31日です。
後半はなんだかんだで盛りだくさん。
夏は暑いですからね、よろしくお願いします〜







『市場のことば、本の声』(晶文社)刊行記念 宇田智子さん(那覇・市場の古本屋ウララ)トークショー(タイトル未定)

往来堂書店・店内イベントvol.04 『市場のことば、本の声』(晶文社)刊行記念 宇田智子さん(那覇・市場の古本屋ウララ)トークショー(タイトル未定) 聞き手:往来堂書店・笈入建志 日時 2018年8月3日 19:30~ […]

本屋の定期購読システムに参加します。「リトルスタッフ」〜僕らが本屋の未来を変えるまで

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

本屋の定期購読システム「リトルスタッフ」というサービスがあります。

一度聞いても「??」という感じだと思いますが、平たく言えば、
「自分の好きな本屋を、本を買うこと以外で応援できるシステム」ということです。

*詳細はこちらをお読みください。
http://little-staff.hatenablog.com/entry/2018/07/11/081016


当然のことながら、本屋は本をお客様に買っていただくことで経営を成り立たせています。
それは八百屋さんが野菜を、パン屋さんがパンを売って商売しているのと同じことです。

ところが本の場合は、「興味を持ったタイミング」と、「購入するタイミング」が必ずしも一致しません。
店頭で見かけてもお金の持ち合わせが無いこともありますし、荷物が多いので「また今度にしよう」となることもあります。今すぐに買わなければ生死に直結するわけではないですし、何と言っても腐りませんから。
またそれ以外にも、読みかけの本が家に積んである、片付けの最中で物を増やしたくない、といった事情もあるでしょう。

そうやって後回しになってしまった本は、(少なくともその時点では)当然ながら本屋の利益に繋がることはありません。
どれだけ陳列に手間をかけても、紹介に時間をかけても、売れなければ1円にもなりません。
ただでさえ粗利の少ない、本屋という商売です(新刊の場合、1,500円の本を売っても300~400円なのです)。積み重ねなければならない小さな利益が、他の事情で0になってしまったら。それが続いてしまったら。
もちろん生きてゆくことはできません。

自分がお客の立場だったとして考えます。
その本屋の空間・品揃えを魅力的だなと思っても、上に挙げたような事情で買えないこともあります。
申し訳ないなと思いながらも、立ち読み程度で済ませてしまったり。
そんな時、なんとなく罪悪感が残ってしまいます。


もう、そういうのはやめにしませんか。


それがリトルスタッフです。


品揃えや紹介が魅力的だと思うなら、本屋を応援したいと思うなら、
直接本を買うこと以外で、その場所を支えることはできないだろうか。

そういった思いで生まれたのがこのサービスです。

「本屋の選書に価値を」

無数に存在する本の中から、どれを選び、どのように提供するのか。
それはまさに本屋の腕の見せ所であり、その事が正にお客様の満足に繋がります。
いえ、それ以外には無いと言っても過言ではありません。
ならば、その「選書」自体に価値を見出し、ふさわしい応援があってもいいのではないでしょうか。
書き手と読み手を繋ぐ、プロとしての価値。

私たち本屋が生き残るため、「残って欲しい」と思っていただけるような存在であり続けるため、まずはこの新たなシステムに参加し、広めていきたいと思います。

当店も少しずつ選書を増やしていきます。
https://www.littlestaff.jp/bookstores/19

よろしければぜひ応援してください。
皆様のお力添えを、どうかよろしくお願いいたします。


『HYGGE』(大和書房)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

シャーロット・エイブラハムズ 著/鈴木素子 訳
『HYGGE』(大和書房)


HYGGE バツ2アラフィフこじらせキャリアウーマンの人生再生 [ シャーロット・エイブラハムズ ]

“世界一幸福な国”デンマーク生まれのHYGGE(ヒュッゲ)。

「心地よさ」など様々に訳されるこの概念は、近年多くの国でブームとなり、日本でも続々と本が刊行されています。

本書はイギリス生まれの女性(子ども2人・シングルマザー)による、より具体的、実践的な内容。
今の暮らしを、少し良くするためのヒントが詰まっています。

そして本書のイラストは、いつも展示などでお世話になっている金川カモメさん。
魅力的なカットが散りばめられています。

アルネ・ヤコブセン、フィン・ユールら、様々なデザイナーが手掛けたヒュッゲな家具たちの写真も。

ぜひご覧ください。

7月の芸工展カフェもまもなく!

すっかり夏になりました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、7月の芸工展カフェも近づいてきました。

このまちのこと、芸工展のことをぜひ気軽に語らいましょう。

「芸工展リーフレットの配達など、協力できるよ!」という方のご参加も大変ありがたく思います。

 

〇7月の芸工展カフェ

7月16日(月祝)10時〜16時 @ギャラリーTEN(東京都台東区谷中2-4-2)

会場へのアクセス:http://galleryten.org/ten/?page_id=2861

 

 

その後の芸工展カフェの予定

8月20日(月・平日)10時〜14時 @ギャラリーTEN(谷中)

9月17日(月・祝日)10時〜20時(予定) @ギャラリーTEN(谷中)

※9月のカフェでは、各々の企画のリーフレットを持ち寄った交流を味わいましょう♪

※「まちの薬味看板」に、参加企画のリーフレットを貼り付けにいらしてください。

 

「やれるひとが、やれるときに、やれることを」で今年の芸工展をつくっていければと思います。

 

 

\芸工展リーフレットを配っていただけませんか?!/

今年は活動費が少なく、郵送ができません。

お近くのお店やギャラリーへのお届けや表現を通じた交流を味わってみたいと思っていそうな方々へ芸工展リーフレットを配達していただけませんか?

ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(※芸工展リーフレットは芸工展カフェにて配布しています)

 

芸工展2018-DM表

芸工展2018-DM裏

パリのギャラリー

今日も暑かったですね。今年の夏は長いようです。田村雅紀「100の貝殻理想宮」の新作展を1年ぶりにこの夏やろうかなとちょっと思っていたのですが、思いがけず、フランスはパリのとあるギャラリーで、展示していただけることになり、現在すでに行われています。ギャラリー企画のグループ展なので、田村のほかにもたくさんの作家さんたちが作品を出していらっしゃいますので、きっとすてきな空間になっていることと思いますが、現場に行くことができないので、すべてそちらのギャラリーにおまかせしています。写真はそのギャラリーがある通りで、青い扉の右がそのがギャラリーです。パリの3区(マレ地区)で、ピカソ美術館の真裏の通りでわかりやすいところです。写っていない通りの反対側はピカソのお庭があります。もし、この夏パリに行く方がいらっしゃいましたら、ぜひ行ってみてください。なお、パリに友人知人のある方はぜひお散歩がてらのお立ち寄りをおすすめください。どうぞよろしくお願い致します。以下ギャラリーの情報です。

Galerie GRATADOU-INTUITI

住所:16, rue Coutures Saint-Gervais(クチュール・サンジェルヴェ通り16番地)パリ3区

期間:8月5日まで(基本的に月曜日と日曜日はお休みのようです)

時間:14:30〜18:30

『レッツとネコさん』(講談社)『おうちでんしゃ』(パイインターナショナル)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ひこ・田中 さく/ヨシタケシンスケ え
『レッツとネコさん』(講談社)


レッツとネコさん [ ひこ・田中 ]

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レッツが3さいだった頃、お母さんが黒いかたまりを連れて帰ってきた。
どうやらこのニャゴニャゴは「ネコ」と言うらしい。でもお母さんが名前を〈クロ〉にしようって。

ネコじゃダメなの?名前って?ニンゲンって?

ひこ・田中とヨシタケシンスケのコンビによる名作、新装版。



ナカオ マサトシ 作/かねこ あつし, かねこ やすこ 絵
『おうちでんしゃ』(パイインターナショナル)


おうちでんしゃ [ 中尾昌稔 ]

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ガッタン ゴットン。おむすびでんしゃが着いたのは、おべんとうばこえき。
クレヨンにくつ、コップなど、家の中にあるものがそれぞれの駅を目指します。
最後はああなるほど、といったオチ。確かに片付けですものね。

『ぼくはパン』の2人によるイラストが◎

夏限定ドリンク始まりました

去年から大幅にリニューアルされた夏限定の冷たいドリンクメニュー。
今年は早い梅雨明けもあり、早々にスタートすることにいしました。
気づいたらあっという間に過ぎる夏。
ぜひコーツトで過ごす皆様の時間を、このドリンクとともにお楽しみください。

< MENU >
*自家製赤紫蘇ソーダ
*グレープフルーツと有機アールグレイのセパレートティー
*カフェ・トニック
*茉莉花 炭酸(ジャスミンタンサン)
*ジンジャー・ミルク
*ベルガモット・ココア
*レモネード・フロート

 

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「自家製 赤紫蘇ソーダ」
自然栽培の赤紫蘇と、ちょっぴりレモンのスッキリ味。
とても鮮やかなこの赤色が自然の色だなんて………なんだか不思議ですね。
疲労回復の効果もあり、夏バテにぴったりのドリンクです。

 

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グレープフルーツとオーガニックアールグレイの
「セパレートティー」
オレンジとイエローの爽やかなハーモニー。
上層のオレンジは、キュッと濃いオーガニックアールグレイティー。
下層のイエローは、フレッシュなグレープフルーツジュース。
ストローでそれぞれの味を堪能していただいても、しっかりと混ぜていただいても、自家製ガムシロップで甘みをつけていただいても……様々な楽しみ方でお召し上がりいただけます。

 

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「カフェ・トニック」
うんと濃くドリップした珈琲とトニックウォーターのセパレートドリンク。
苦味と清涼感が同時に味わえて心地よいです。

 

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「茉莉花 炭酸(ジャスミンタンサン)」
炭酸水でジャスミン茶を抽出した爽やかなスパークリングドリンク。
パチパチと鼻先で弾ける泡から、心地よい香りが広がります。
ですので、ご提供もワイングラスで。
この季節、つい冷たいものを飲みすぎて糖分を摂り過ぎてしまうこともありますが、こちらの茉莉花炭酸は無糖なので心配ナシ。
お食事にも、スイーツにも合います。

 

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「ジンジャー・ミルク」
コーツトでいつもご用意しているジンジャーエールと同じシロップを牛乳と合わせた、こっくりと柔らかな一杯。
生姜と牛乳の組み合わせは意外と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、濃厚さと爽やかな苦味がちょうどよくからまって、ホッとするお味になりますよ。
炭酸が苦手でジンジャーエールはちょっと…という方にもオススメです。
そして、ジンジャーシロップはテイクアウトでもご用意していますので、ご自宅でもお楽しみいただけます。

 

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「ベルガモット・ココア」
アイスココアにオーガニックアールグレイでフレーバーをつけて、上品なお味に。
クリームのトッピングで少しリッチな気分に浸っていただけます。
私のオススメの飲み方は、まずはココアの香りを楽しみながらゆっくり、たまにクリームをちょびちょび。
半分をすぎたらクリームをかき混ぜて、とろとろになったココアをいただきます。
昼下がりのカウンターで、夏の予定に想いを馳せながら…しっとりと読書をしながらもよいですね。

 

レモフロ
「レモネード・フロート」
人気のレモネードにミックスアイスをトッピングした、欲張りな一杯です。
どちらも自家製でご用意しています。
涼しげな見た目にウットリしていると、あらら、アイスが溶けてきちゃう!
まずは、ほろ苦なレモネードをキューっと二口ほど吸っていただいてから、アイスを召し上がってくださいね。
アイスには、チョコレートやレモンピールなどを混ぜ込んでいます。
ちょっと贅沢な時間をコーツトで。

 

この記事は、スタッフみんなで更新しているInstagramで使用した写真を掲載しています。
コーツトの日々のことは、こちらのInstagramで毎日更新中!
written by ALL STAFF.

やっています

すみません。ブログの更新がだいぶ滞りました。りんごやは、梅雨休みの後、7月6日からやっています。いまは、閉店間際までまだ日が暮れず、長い夕方の日々、夜9時ごろまでやった方がいいのかしらと思いつつも、7時までです。明日明後日の金・土は、12時〜19時、日曜日は12時〜17時です。来週16日月曜日・17日火曜日はお休みです。どうぞよろしくお願い致します。暑い毎日になりました。みなさんどうぞ気をつけて、お元気でお過ごしください。日本各地で災害に遭われたたくさんの方々にお見舞い申し上げます。なお、それを助けている多くの方々、本当におつかれさまです。根津の片隅にて、何もできずにおりますが、せめてひとときのお茶の時間をと思います。一休みにお立ち寄りください。

ブルーノ・ムナーリ『空想旅行』『点と線のひみつ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

イタリアを代表する美術家であり、デザイナー、そして絵本作家でもある、ブルーノ・ムナーリ。

彼が晩年に作り上げたという伝説のデザイン教本「ブロック・ノート・シリーズ」より、『空想旅行』『点と線のひみつ』がこの度刊行されました。

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散らばった点の繋げ方やまとめ方、様々な線の描き分け。その選択肢はどれも自由で美しく、可能性は無限大。



デザインの礎、発想の根本がここにあります。

何度でも開きたい。

---
ブルーノ・ムナーリ 著/阿部雅世 訳
出版社:トランスビュー(2018/7/20)
編集:月とコンパス
B6変型判
各1,800円+税

☆WEBSHOP
・『空想旅行』⇨http://hiruneko.thebase.in/items/12271043
・『点と線のひみつ』⇨http://hiruneko.thebase.in/items/12271059

続けることにしました。

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

当店は昨日7/11、開店から2年半となりました。
そんな中途半端な時になぜ記事を?と思われるかもしれませんが、
この日をどんな気持ちで迎えるかは実はとても重要だったのです。

これまで再々書いてきている通り、オープンした段階では「とりあえず3年」というのが目標であり、計画でした。

二周年の際(http://hirunekodou.seesaa.net/article/456227078.html?1531372560)に書いた通り、とりあえず丸3年まで走り抜けてからその先を考えたい、というのが正直な気持ちですが、現実的に言えばそれを本当に判断するのは半年前、つまり7/11だろうと思っていました。

それは例えば自分の就職であり、また例えば、この店を他の方に任せるのであればその準備期間に充てたいと考えていたからです。

ただ結論から言うと、できる限り自分でここを続ける、という方向に舵を切りました。


「本屋専業でも食っていける」ことを証明したい、というのが大きなモチベーションの一つでした。
もちろん本だけを売っている訳ではないですし、どこまでを「本屋」という範疇に含むかは人それぞれだと思いますが、少なくとも店を借りて家賃を払い、定休日以外は毎日営業し、そこで生まれた利益で生活をする、というのが自分が考える本屋像です。

副業として営業する人がいてもいいですし、どこかのお店に間借りして「本屋」をやる人がいてもいいですが、これだけ店舗としての「本屋」が減っている中、そのオーソドックスな形で生きるためには何をしなければならないのか、最終的にはそこと向き合わざるを得ないだろうとずっと感じていました。

幸いにして、2年目の途中からなんとか「食う」ことはできているのかなというのが現状認識です。
もちろん生活に余裕などありませんし、日々の売り上げに一喜一憂しているのは開店当初と何も変わりません。

ただ、大きなモチベーションであったことをギリギリでも達成してしまった時、次に何を目指そうか、というのがこの半年あまり考えてきたことです。

正直に言えば、今ここで辞めてしまっても特に悔いはないくらいに達成感はあります。
いつも通ってくださるお客様、出版社や取引先の皆さん、次々に素晴らしい本を出してくださる書き手の皆さんやそこに関わる方々、展示などでお世話になっている作家さん達のおかげで、始める前までは想像もできなかったほど刺激的で楽しい毎日を送ってきました。

だから、繰り返しになりますが、今辞めても後悔はありません。
会社員として安定した収入を得ながら、ひとまず経済的な心配はせずに趣味として読書を楽しむのもいいな、というのは偽らざる思いです。

これだけ「独立系」と言われる書店が増えてきた訳ですし、読書人口が多くならない限りは遅かれ早かれパイの奪い合いになるでしょう。
ならば自分は身を引いて、本当に一生かけて本屋をやっていきたい人を優先したい、というのも自然な気持ちです。


ただ、面倒くさいことに、自分は生来の負けず嫌いなのです。
早めに自分の目標をクリアしたのだから「負け」てはいないですし、むしろ勝ったのですが、「だったらもっとできるんじゃないか」と思えてきてしまったのです。

だから、続けます。

悶々と考え続けてきた「もっと広ければ」「もう少し環境がよければ」という悩みにもそろそろ決着をつけます。

人が通らないのなら来てもらえばいいのだ、と〈キッテ通り〉の活動にも積極的に取り組んできましたし、その成果は出始めているように思います。

SNSや口コミ、そして展示やイベントを通じて、この間にもたくさんの方に当店のことを知っていただきました。

ただ自分が描いている理想の空間というのは、もっともっと先にあって、それを見てみたいという気持ちも抑えられません。

なので2019年は、移転も含めて、続けることを最大の目標にして進みたいと思います。

「とりあえず3年で」と言い続けていたので、来年以降どれだけの人が付いて来てくれるかわかりません。
きっと辞めるんだろうと思っていた皆さん、申し訳ありません。

続けることにしました。

「お店を使う人にとっては、形はどうであれ継続することが1番のサービス」
という言葉をどこかで見ました。

もちろんそれも頭にありますが、誰かのためではなく、自分のために続けてみたい、というのが本心に近いかもしれません。

様々な意味でのリスクは伴いますが、気力と体力、そして経済力の続く限り、ひるねこBOOKSを残したいと思います。

どうか力を貸してください。



そして最後にもう一つ。

この何とも形容のしようがないほど悪辣な政治に対して、本屋として闘いたい。
批判することを巧妙に避けながら生き続ける道もあるでしょうが、それでは自分が許せない。

何のために本を売っているのか。
それは暮らしを守るためです。
言葉と自由と権利を守るためです。

自分の原点は確かにそこだということ。忘れないように。

そして願わくば、本に関わる多くの人が同じ気持ちでいてくれますように。


個人の本屋なんて、微力どころか非力も非力です。
吹けばあっという間に飛びます。いつでも踏み潰せます。

でも、それでも、これだけは言いたい。

本屋を舐めるな、と。


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