ラストスタンド (2013)

面白かった!テンポもいいし、シュワちゃんの体が重い感じでもがんばってるのがいい。実際に重いんだろうけど。キンダーガーデンコップをテレビでやってたのを少しみたけど(最後まで見るきにはなれなかった)、顔の横幅が倍半分ぐらい。今の顔の方がカッコイイとおもうけど。

悪党の若さとシュワちゃんの老いの対比、博物館級の古い武器と最新装備の対比、スピードと知恵といった対比もうまい。

正直言ってそんなに期待しないで見に行ったのは世代的な責任感というか、そんなとこもあった。実際にスクリーンの前に座ってみるとちょっと高めの客層で、結構入っている印象。ハードル下げてみたこともあって、ホントに面白くて、あっという間の120分だった。

コルテス役の役者の名前がエドゥアルト・ノリエガ。ノリエガって結構多い苗字なのかね。こういう顔が僕はいちばん恐い。

ものすごい性能のスポーツカーとレーサー並みの運転テクニックで逃げるというアイデアは結構面白かった。飛行場をどうこうっていうのよりもシンプルだけど、街灯もない砂漠の一本道だと見えないんだねえ(赤外線とか使えないのか?)。

以下、感じた違和感をメモっておく。

農夫が射殺されるけど、その銃痕を見て拳銃じゃないと喝破したシュワちゃん。じゃあなんだったんだろ?最新装備で武装している集団だけど、農夫と話し合ってたあのリーダーはその後のソマートンでの銃撃戦で随分古い感じの拳銃を使ってた。アレは意図的に彼の愛用銃を見せてると思ったんだけどあの拳銃は使わなかったんだろうか。急に鉛球をやるって時は愛用銃を使うんじゃないだろか。まあ実際に発射した描写はないから最新式の小銃を持った部下が撃ったのかもしれないけど。なんとなくつながらない感じ。

若い副保安官ズの人間関係描写はまあ田舎感満点でなくてもいいような気がしなくもないけど、あるからダメって感じでもない。なんかもうちょっとコミカルでも良かったのかなあ。なんとなく重厚を狙ってみたけど深みが足りなくて薄ぼんやりというか。敵討ち感はなくても良かったような気がする。あまりにわかりやすい展開でひとり殺されるからあんまり泣けないし。

人質になるFBI捜査官の女が内通者でコルテスの脱走を手挽きする。どうやって段取りをつけたのかとかそういう描写はないけどまあなんかうまくやったんだろう。でも捜査官ひとり抱え込んでできるかなあ。

たった300万ドルで若くて(たぶん)やりてのFBI捜査官が抱き込めるのかな。10倍ぐらいは必要な気がするけど。あとスイス銀行の口座を調べられるのを知らないほどアホでいいのか。そうか。組み合わせるとアホだから300万ドルぐらいで乗ってしまったのか。

渓谷にかかった橋の衛星画像を見つけたらヘリで急行して橋を使えなくするのが最初なような気がする。そのぐらいは発破でもできそうだけど、そんなに陸の孤島なのか?あるいは若いころシュワちゃんがやってたように戦闘機でどっかんやっちゃうとか。

全体に、FBIのダメなのはまあいいけど、米軍ってメキシコ国境にビュンっと行けないのかなあというのがやっぱり違和感。軍にも確認したって言ってるから、FBIと軍の折り合いが悪いって感じでもないし。

まあ、いろいろ細かく言えば気になってくるけれど、サイコーでした。シュワちゃん映画ではプレデターが一番好きだったけど、これはそれ以上に好きかもしれない。

映画『ラストスタンド』公式サイト