東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。
皆川明 著
『生きる はたらく つくる』(つるとはな)
初の直営店をスタートさせた時、残高は5万円、借金は500万円だった。
「ミナ ペルホネン」というブランドは如何にして生まれ、ここまで愛されたのか。
スポーツに夢中の子ども時代、フィンランドとの出会い、独立。
自分自身を重ねながら読み進めた。
ゼロから何かを生み出すことの難しさ。
そして「つくること」「はたらくこと」の価値。
生きることの喜び。
「お客さまとのシーズンごとに終わる緊張関係ではなく、いつまでも変わらない、安定した親密な関係を結びたいと考えたのだ」。