『これからの暮らし計画』(大和書房)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

柳沢小実 著
『これからの暮らし計画』(大和書房)


これからの暮らし計画 今を満たして、明日に備える工夫 [ 柳沢 小実 ]

先が見えない時代でも、明日はやってくるし、人生も続いていく。
ならば、明日の自分へは良いバトンを渡したい。

「1000円台の楽しみを持つ」、「罪悪感のないインスタント」、「日常にユーモアを」。

等身大の姿を受け入れ、できるところから少しずつ。

“丁寧な暮らし”の、一歩先。

「ま、いいか」は魔法の言葉。

「うさぎのもも」終了しました

あつこさんの作品展「うさぎのもも」は、本日無事に終了いたしました。見に来てくださったみなさん、今年もももちゃんたちと遊んでくださってどうもありがとうございました。楽しかったです。ももちゃんにはひまわりの花がよく似合います。みんなを明るくするうさぎ村のももと仲間たちの活躍は、まだまだ続くようです。またみなさんと会えるときを楽しみにしています。明日5日月曜日はお休みです。6日火曜日からしばらくは特に展覧会はありません。次回の展覧会は8月27日からの「ねこここち vol.4」ねこの写真と陶器の4人展です。それまでの間は、夏休み自由研究で、今から100年前の1919年頃のことを調べようと思っています。それはこの「りんごや」の建物が今年築100年になるからです。6日火曜日から11日日曜日の最初の週は、店内メンテナンスのため少々バタバタ致しますが、ご遠慮なく一休みにお立ち寄りください。自由研究は少しずつ進めます。どうぞよろしくお願い致します。

『あなたがおとなになったとき』(講談社)

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湯本香樹実 文、はたこうしろう 著
『あなたがおとなになったとき』(講談社)


あなたがおとなになったとき (講談社の創作絵本) [ 湯本 香樹実 ]

あなたがおとなになったとき

どんな歌がすきだろう

空はおなじ青さだろうか

いちばん手にとりやすいところにあるのはなんの本だろう

せかいじゅうのなみだのりょうは すこしへっているだろうか


夢や希望、悩みや不安。
新たな世界への扉の前に立つ子どもたちへのメッセージ。

そしてそれは同時に、「その時」にはいないかもしれない私たち大人への問いかけでもあるように思う。

「うさぎのもも」作品展4日まで

開催中のあつこさんの作品展「うさぎのもも」はt、明日4日日曜日までです。明日は最終日につき12時〜17時までの展示となります。昨日書いたように、うさぎのももちゃんは10年のうちにたくさん成長して、今は仲間もいっぱいいて、こんなふうに仲良く暮らしています。みんなが楽しく平和に暮らせればいいのに!と、ももは今日も世の中のおかしなことに立ち向かいます。うさぎ村はいつも和やかです。今年もまた新しいメンバーも増えました。みなさんにもうさぎ村を訪問していただき、ももと仲良くなっていただければうれしいです。

『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)

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まはら三桃 著
『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)


思いはいのり、言葉はつばさ [ まはら 三桃 ]

チャオミンが友達のジュアヌに見せてもらったハンカチには、不思議な模様のようなものが刺繍されていた。

それは中国・湖南省で、文字を習うことのできなかった女性たちが伝承してきた文字「女書」(ニュウシュ)だった。

可憐な美しさの裏にあるのは、女性たちの辛苦と、誰かに思いを伝えたいという熱情。

表現の欲求を他者が止めることはできない。
そして、大切なものは必ず残り、揺るぎがない。

言葉には、芸術には、自由という名の翼が生えている。

『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)

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ニケシュ・シュクラ 編、栢木清吾 訳
『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)


よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語 [ ニケシュ・シュクラ ]

「私たちが(中略)人びとの意識の中の一線を越えて「よい移民」になるまで、社会は私たちを「わるい移民」−−仕事泥棒、福祉手当にたかるやつら、ガールフレンドを盗む連中、難民−−とみなしてくる。」

本書に綴られているのは、イギリスで生まれた移民2世・3世である21名の言葉。ある人は作家であり、またある人はクリエイター。英国社会で「活躍」する、「著名」な人びとだ。


偏見、差別。暴力、格差。
ただ肌の色が違う、「有色人」であるというだけで受ける、批判的な態度と、非難の眼差し。

彼らの文章には、それに対する戸惑いや怒り、不安や悲しみがありありと描かれている。

なぜ白人以外の人びとは、常に誰かの目を意識し、「白人と同じだけのことができる」ことを証明し、イメージを払拭するために「よく」あろうとしなくてはいけないのだろうか。

そしてその振る舞いの結果、得られるものとは?

本書の末尾〈感謝知らずの国〉には、次のような一節がある。


「私たちがここで生まれたとしても、未だにゲストとして見られており、私たちが社会的に受け入れられるのは、私たちの行動が最上のものである場合のみとされているようなのだ。」


「よい」移民とはつまり、誰かにとって「都合のよい」移民ということではないだろうか?

だとしたら、それはとても哀しく、恐ろしいことだ。

そしてこれは何もイギリスに限った話ではない。


アメリカを始め、世界中で自国第一主義の風が吹き荒れ、移民排斥を掲げる政党がその勢力を伸ばしている。

自分たちとそれ以外、味方と敵に分断し、利益をもたらすものや従うものは仲間に引き入れ、そうでない場合には攻撃し、身内の中で相手への憎悪を煽る。

日本の国内で行われていること−−それは政治であったり、労働問題であったり、女性の権利に関することであったり−−もそう。

そして今まさに韓国との間で生じている問題も、根は同じことだ。隣国を攻撃することで溜飲を下げる人びとの支持を得るため、この国の政府はまるで幼稚な言動を繰り返している。


ヘイトスピーチ、入管での非人道的な行い、外国人留学生が置かれる劣悪な環境。

来年にはオリンピック・パラリンピックが開催される「文明国」とは到底思えないような、悲惨な状況。

そんな国にいて、私たちには一体何ができるだろうか。
あまりの絶望感に、「うんざり」する気持ちになるのもわかる。

ただ少なくとも、「嫌なら帰れ」という下劣な物言いに対して、はっきりとNOを突きつけること。

そしてそんな思考の持ち主を退場させること。

一度に全てを変えるのは難しくとも、少しずつ動かすことはできるはず。


私たちが守らねばならないのは、空っぽの「国」よりも、血の通った人間だ。

そこに肌の色、生まれた場所は関係ない。

うさぎのもも作品展

かわいいももいろのうさぎ、ももちゃんが初めて「りんごや」にやってきたのは2009年のことでした。夏休みに遊びに来たのです。ひまわりが似合うまだ小さな女の子でしたが・・・あれから10年また夏が来て、ももちゃんは信じられないほど成長し、たくさん仲間も増えて、いろんな活動をしてみんなから頼られるしっかりもののおねえさんになりました。サーカスで働いたり探偵団をしたり、いろいろなアルバイトも。だれかが困っているとすぐに行動して解決策をさがします。そんなももちゃんの記録をしているあつこさん。お話を書いて、絵を描いてみんなに伝えてくれています。今年も夏、ももちゃんはシャンプー屋さんをしたり、国際会議に出たり・・・ぜひ会いに来てくださいね。会期は週末を残すのみとなりました。とっても暑いから、どうぞ気をつけて遊びに来てね。ももちゃんのお話できっと元気が出ますよ。4日日曜日まで(12時〜19時・最終日17時)。

快適な生活を送るための、生活実践と人生哲学『年収90万円でハッピーライフ』大原扁理

老後を穏やかに暮らしてゆくには2000万円の資産が必要で、そのために休まず働いて稼いで貯金して…。こうも暗い気分になってしまうのは何故なのでしょうか。 勿論お金は生きてゆくのに必要なものだけれど、それ自体が目的になって […]

8月になりました

梅雨も明けて今日から8月、暑い真夏の日々が始まっていますね。開催中のあつこ作品展「うさぎのもも」の主人公ももいろうさぎのももちゃんは、元気いっぱいで夏が似合う女の子です。暑さに負けずももが活躍するお話が今年もたくさん届いています。あつこさんの作品はスケッチブックに描かれた手描きの絵本。お話も絵もあつこさんのオリジナルで、世界に1冊しかない本なんです。ぜひゆっくりとご覧ください。8月4日日曜日まで(12時〜19時・最終日17時)。

『丘のうえの いっぽんの木に』(童心社)

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今森光彦 作
『丘のうえのいっぽんの木に』(童心社)


丘のうえの いっぽんの木に (絵本・こどものひろば) [ 今森 光彦 ]

小さな丘に、一本のエノキが立っていました。

春、落ち葉の下で眠っていたオオムラサキの幼虫が目を覚ましました。
「よいしょ、よいしょ」何日もかけて幹をのぼり、美味しそうな葉っぱをめざします。

やがて丸々太った幼虫はサナギになり、ついに紫色の羽をもつ立派なチョウになりました。


鳥や昆虫、カエルなど、様々な生き物の拠り所であるエノキの木。

春の目覚めから冬に再び眠るまで、1年間の季節の移り変わりを、オオムラサキを主人公にして描きます。

開発とともに姿を消しつつある「里山」。そこでは無数の命が生まれ、育まれています。
作者の今森光彦氏は、写真家や切り紙作家としての仕事と並行して、里山の復元をテーマに活動を続けてきました。

美しい切り紙で表現された生き物や植物、その繊細な線の一本一本が、私たちが守り、繋いでいかなくてはならない命の糸であるように感じられます。

エノキのまわりでは、今この瞬間にも、新たな物語が紡がれているはずです。





うさぎのもも作品展開催中

あつこさんの作品展「うさぎのもも」を開催中です。雲肌麻紙(くもはだまし)という上質の和紙にのびのびと描かれた大きな絵が壁一面に貼られています。ぜひ間近でご覧いただきたいです。そのほかにも「うさぎのもも」の小品が展示されています。世界にひとつだけの手描き絵本も。うさぎ村一同みなさまをお待ちしています。8月4日日曜日まで(12時〜19時・最終日17時)。

『ほんのなかのほんのなかのほん』(くもん出版)

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ジュリアン・ベール さく、シモン・バイイ え、木坂涼 訳
『ほんのなかのほんのなかのほん』(くもん出版)


ほんのなかのほんのなかのほん [ ジュリアン・ベール ]

なんていい天気!空は青く澄んで、お出かけ日和です。せっかく海水浴に来たのですが、ごはんの後、パパとママはのんびりお昼寝。

「ちぇ、つまんないのぉ」
トムくんが探検に出かけると、一冊の本が落ちていました。開いてみると……。

実際に2冊の本が綴じこまれた絵本。これは夢?それとも?
物語の、さらに奥深くまで入り込む楽しさ。

あつこ作品展「うさぎのもも」2019夏

7月30日梅雨明けの真夏到来とともに、うさぎのももちゃんがやってきました。「りんごや」にはもう10年登場しているレギュラーです。作者のあつこさんは、今までにたくさんの「うさぎのもも」とその仲間たちのお話を書いて生き生きとした絵本にしてきましたが、今回もまた新しいお話がいくつも届きました。この夏、ももはどんなことをして、楽しませてくれるのでしょう。水彩画とやはり水彩の原画絵本の作品展です。どうぞ遊びに来てください。8月4日日曜日まで(12時〜19時・最終日17時)。

『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』(岩崎書店)

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二宮由紀子 作、牧野千穂 絵
『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』(岩崎書店)


ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん [ 二宮由紀子 ]

チュチュがピアノの練習をしていると、とかげのウィルフレッドがやってきました。
「へったくそ」。「だって、ピアノなんて、ひくの、けさが はじめてなんだもん」。

それから二人は、産まれたばかりのスプーンのあかちゃんに会いに行きました。

スプーンの家は既にお客さんでいっぱいです。
そして奥の部屋で待っていたのは……。

チュチュの動きや言葉のおかしさと言ったら。
もう、「可愛い」以外の言葉が出ません。

二宮さん牧野さんのコンビで、期待を裏切るわけはありませんね。

どうぞ虜になってください。
魅了されてください。

ポストカード付き。

『ストーリー・オブ・マイ・キャリア 「赤毛のアン」が生まれるまで』(柏書房)

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ルーシー・モード・モンゴメリ 著、水谷利美 訳
『ストーリー・オブ・マイ・キャリア 「赤毛のアン」が生まれるまで』(柏書房)


ストーリー・オブ・マイ・キャリア「赤毛のアン」が生まれるまで [ ルーシー・モード・モンゴメリ ]

プリンス・エドワード島での生活、創作のこと、新聞記者の仕事について。

名作「赤毛のアン」を生んだモンゴメリ唯一の自伝的エッセイは、100年前の一人の働く女性の履歴書でもある。

「本を書こう。書きたいものはある。あとは一冊の本に足る長さに広げるだけでいいんだわ。」

少女はいかにして世界的作家になったのか。

「道の途上で悩みもがいている人たち」への励ましとして書かれた文章は、荒削りながらも、次に進む勇気をくれる。