『子どもの人権をまもるために』(晶文社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

木村草太 編『子どもの人権をまもるために』(晶文社)


子どもの人権をまもるために (犀の教室) [ 木村草太 ]

人間誰しもに「人権」がある。それは子どもだって当然だ。

でも待ってほしい。本当にそうだろうか?
その権利は「本当に」保障されているのだろうか?


憲法学者である木村草太氏が、様々な現場で働く人々や専門家に話を聞く。
ここにあるのは徹底したリアルだ。


「道徳」については前文部科学省事務次官の前川喜平氏、「虐待」問題では精神科医の宮田雄吾氏。「貧困」に関しては専門社会調査士の山野良一氏、「保育」ではNPOフローレンス代表理事の駒崎弘樹氏。「LGBT」は弁護士の南和行氏、などなど。

子どもを取り巻くあらゆる問題について、子どもと直に関わる人々の生の声が淡々と、冷静に、熱を帯びて、語られる。

障害、JKビジネス、指導死、不登校……。
現実はあまりにも辛い。でもこの辛さから目を背けないこと。

我々大人は、自分たちの都合を優先し、「子どもだから仕方ない」で片付けていないだろうか?

子どもだけの問題なんてあり得ない。
全ては大人の問題だ。

ただ心を寄せるだけでも、根拠もなく明るい未来を信じるのでもない。
「どうしようもない」と思考を止めないこと。意識を変えること。
本気になれば解決できるのだ。

暗闇の向こうに灯りがあれば、それを目指して進んでゆける。

【掲載のお知らせ】《「谷根千〜上野」ネコ散歩のススメ》

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

エキュート日暮里とエキュート上野の合同企画
《「谷根千〜上野」ネコ散歩のススメ》
に、当店も取り上げていただきました!

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本日から始まるこちらの企画。
エキュート内に限定のネコスウィーツが大集合する他、写真展やグッズの販売も。

当店は谷根千〜上野のオススメスポット4店として、同じく谷中のLe Priveさん、招き猫の谷中堂さん、上野のBar猫さんと一緒に選んでいただきました!

リーフレットは本日から2月いっぱいまで配布予定ですので、見かけた際にはぜひゲットしてくださいね!

『北欧 木の家具と建築の知恵』(誠文堂新光社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『北欧 木の家具と建築の知恵』
長谷川 清之 (誠文堂新光社)


北欧 木の家具と建築の知恵 北欧デザインのルーツはここにあった [ 長谷川 清之 ]

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ノルウェーのある野外博物館を訪ねた時のこと。ガイド役の若い女性が古い民家の入口脇で曲がりくねった木の枝を熱心に磨いているのが目に止まりました。すぐに何かに使えるようなものには見えないので、何のために磨いているのか訊ねました。すると、実に素晴らしい答えが返ってきました。

「この木が、いつか私のために役立ってくれるかもしれないから……」

(本文より)
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フィンランド、スウェーデン、ノルウェーを中心とした、北欧の木造家具や建築を長年研究してきた著者は、この言葉に身震いしたといいます。

有名な話ですが、北欧には「自然享受権」という考えがあり、ルールさえ守れば誰もが森に入ることが許されます。「森は万人のもの」という思想があるからです。

私たち日本人も歴史的に木との関わりが深く、森への親しみを持っています。しかしながら近年しばしば取り上げられるような、古民家や木製家具といったブームは、木を育て、それを育むというところまではなかなか行き着かないよう。日本の森は手入れがされないため、70%が“死の森”となっているとも云われるようです。

商業主義に走るのではなく、この先何十年、何百年、木とともに生きること。

木を如何に思い、どう寄り添うか。
家具、建築、楽器、身の回りの品々といった人工物の中に、どのように自然の木を活かしていくのか。

北欧デザインの根底にある思想を、この本を通して垣間見ます。

自然からの贈り物とそれを活かす確かな技術。
『あるノルウェーの大工の日記』にも通じます。


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バレンタイン2018

バレンタイン。今年もたくさんの愛が行き交ったことと思います。想いはとどけられましたか?

この時期は、紅茶に合わせて、チョコレートをお出ししています。外はまだ寒いので、どうぞゆっくりとしたお茶の時間を過ごしてください。ギャラリーは「ニコライ同盟写真展」を開催中です。

【満員御礼】大人のための『おしいれのぼうけん』読書会

定員に達したため、お申し込みを締め切りました。キャンセル待ちをご希望の方は、「いつまでキャンセル待ちが可能か」もあわせてメールにてご連絡ください。

*1月の会が延期となったため再度の募集です。

ふるたたるひ、たばたせいいち 作『おしいれのぼうけん』(童心社)。

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1974年の刊行から40年以上にわたって読み継がれるロングセラー絵本であり、
累計発行部数が200万部を超える、日本を代表する絵本の一つです。

1984年生まれの店主ですが、この絵本を読んだ記憶は強烈なものとして残っており、その頃に読んだ本は今でも実家の本棚に差さっています。また、開店前に勤めていた童心社ではこの本の営業担当をしていたこともあり、大変思い入れの深い作品です。

今回、様々な場づくりを手がけ、数々の読書会も主宰されている舟之川聖子さんからお声掛けいただき、当店で『おしいれのぼうけん』読書会を開催することになりました。

この絵本が大好きという方はもちろん、実はまだ読んだことがないという方まで、どなたでも歓迎です。皆様のご参加をお待ちしております。


〜舟之川さんより〜

子どものわたしにとっておしいれは、親に叱られたときに自主的に入って、一時退避する場所だったため、「おしいれのぼうけん」に出てくるおしいれのことは、冒険の舞台というよりも、暗く孤独に閉じ込められる場所、恐ろしい存在に追われる世界のような印象を持っていました。

しかし息子が小学2年生のとき、夏休みの読書感想文で課題本に選んだことをきっかけに、あらためて読み返してみて、「こんな話だったのか!」と心が震えました。理不尽な大人、世界に対して「嫌だ」と宣言する子どもの姿。理不尽さと闘いながらも根絶すべき悪とは描いていない…。

絵の豊富な本にもかかわらず、絵のテイストだけに引きずられてはおらず、かつての自分の中で立ち上げたビジュアルイメージが全く鮮度を失っていないことにも驚きます。

保育園の描写など、現代のものから比べるとまるで別物なのですが、この絵本が発刊された1974年当時の社会情勢、子どもたちをとりまく環境や状況はどのようなものだったのか。この43年の間、版を重ねる中で、この本をめぐってどのようなことがあったのか。童心社でこの本の営業を担当されていた、今はひるねこBOOKSの店主、小張隆さんにその辺りのことをお聞きしてみたい、しかもそれをこの本に特別な思いを寄せる方々と一緒に聞いてみたいと思いました。さらに、皆さんにとっての「特別な思い」を交換し、大人になって再会してみての発見を聞きあえる時間が作れたらと思い、今回の場を企画しました。

子どもの頃にしてもらったように、読み聞かせをしてもらいながら、ゆっくりと本の世界に入っていきますので、事前に読んでこられなくても、大丈夫です。



●日時:2018年3月2日(金)18:00 ~ 20:30(開場17:50予定)

●場所:ひるねこBOOKS 〈台東区谷中2-1-14-101〉

●定員:6名

●参加費:300円+1ドリンク500円

※参加をご希望の方は、下記メールアドレスまで、
〈お名前、ご連絡先(TEL、メール)、参加人数〉をご連絡ください。

hirunekobooks@gmail.com 

件名「3/2 おしいれ読書会参加希望」

*今回のイベントは大人向けです。恐れ入りますが、お子様連れでのご参加はご遠慮ください。


☆ファシリテーター:舟之川聖子(ふなのかわ・せいこ)

人びとが集い、ある時間をともに過ごし、自由な感想を聴き合う、結論不要の場づくりを探究している。場づくり人材育成会社にて、ファシリテーター育成やワークショップ・デザイン、コミュニティ運営のプログラム企画や講座に携わった後、本・映画・展覧会・舞台などの鑑賞後に感想の時間を設ける「あーだこーだの会」を中心に活動。「ブッククラブ白山夜(はくさんよる)」、「ブックトークカフェ〜武蔵小杉の読書会」、「読書会のつくり方講座」「かるたCafe〜百人一首を楽しむ大人の部活」など、数々のワークショップやコミュニティを主宰。小学校で読み聞かせのボランティアもしている。

blog: http://hitotobi.hatenadiary.jp/
twiter: @Uyography


大人のための『おしいれのぼうけん』読書会

*1月の会が延期となったため再度の募集です


ふるたたるひ、たばたせいいち 作『おしいれのぼうけん』(童心社)。

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1974年の刊行から40年以上にわたって読み継がれるロングセラー絵本であり、
累計発行部数が200万部を超える、日本を代表する絵本の一つです。

1984年生まれの店主ですが、この絵本を読んだ記憶は強烈なものとして残っており、その頃に読んだ本は今でも実家の本棚に差さっています。また、開店前に勤めていた童心社ではこの本の営業担当をしていたこともあり、大変思い入れの深い作品です。

今回、様々な場づくりを手がけ、数々の読書会も主宰されている舟之川聖子さんからお声掛けいただき、当店で『おしいれのぼうけん』読書会を開催することになりました。

この絵本が大好きという方はもちろん、実はまだ読んだことがないという方まで、どなたでも歓迎です。皆様のご参加をお待ちしております。


〜舟之川さんより〜

子どものわたしにとっておしいれは、親に叱られたときに自主的に入って、一時退避する場所だったため、「おしいれのぼうけん」に出てくるおしいれのことは、冒険の舞台というよりも、暗く孤独に閉じ込められる場所、恐ろしい存在に追われる世界のような印象を持っていました。

しかし息子が小学2年生のとき、夏休みの読書感想文で課題本に選んだことをきっかけに、あらためて読み返してみて、「こんな話だったのか!」と心が震えました。理不尽な大人、世界に対して「嫌だ」と宣言する子どもの姿。理不尽さと闘いながらも根絶すべき悪とは描いていない…。

絵の豊富な本にもかかわらず、絵のテイストだけに引きずられてはおらず、かつての自分の中で立ち上げたビジュアルイメージが全く鮮度を失っていないことにも驚きます。

保育園の描写など、現代のものから比べるとまるで別物なのですが、この絵本が発刊された1974年当時の社会情勢、子どもたちをとりまく環境や状況はどのようなものだったのか。この43年の間、版を重ねる中で、この本をめぐってどのようなことがあったのか。童心社でこの本の営業を担当されていた、今はひるねこBOOKSの店主、小張隆さんにその辺りのことをお聞きしてみたい、しかもそれをこの本に特別な思いを寄せる方々と一緒に聞いてみたいと思いました。さらに、皆さんにとっての「特別な思い」を交換し、大人になって再会してみての発見を聞きあえる時間が作れたらと思い、今回の場を企画しました。

子どもの頃にしてもらったように、読み聞かせをしてもらいながら、ゆっくりと本の世界に入っていきますので、事前に読んでこられなくても、大丈夫です。



●日時:2018年3月2日(金)18:00 ~ 20:30(開場17:50予定)

●場所:ひるねこBOOKS 〈台東区谷中2-1-14-101〉

●定員:6名

●参加費:300円+1ドリンク500円

※参加をご希望の方は、下記メールアドレスまで、
〈お名前、ご連絡先(TEL、メール)、参加人数〉をご連絡ください。

hirunekobooks@gmail.com 

件名「3/2 おしいれ読書会参加希望」

*今回のイベントは大人向けです。恐れ入りますが、お子様連れでのご参加はご遠慮ください。


☆ファシリテーター:舟之川聖子(ふなのかわ・せいこ)

人びとが集い、ある時間をともに過ごし、自由な感想を聴き合う、結論不要の場づくりを探究している。場づくり人材育成会社にて、ファシリテーター育成やワークショップ・デザイン、コミュニティ運営のプログラム企画や講座に携わった後、本・映画・展覧会・舞台などの鑑賞後に感想の時間を設ける「あーだこーだの会」を中心に活動。「ブッククラブ白山夜(はくさんよる)」、「ブックトークカフェ〜武蔵小杉の読書会」、「読書会のつくり方講座」「かるたCafe〜百人一首を楽しむ大人の部活」など、数々のワークショップやコミュニティを主宰。小学校で読み聞かせのボランティアもしている。

blog: http://hitotobi.hatenadiary.jp/
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2018-03-11(日)第59回 月1原発映画祭『原発の町を追われて』上映+堀切さとみ監督トークのご案内

次回の月1原発映画祭は、堀切さとみ監督の『原発の町を追われて』を上映します。2012年に完成した正編(第1部)と2013 年の続編(第2部)に、2017 年7 月に制作された第3部を加えての上映となります。 2011年3 … 続きを読む

ライカ週間開催中

「ニコライ同盟写真展」ニコンとライカによる写真7人展、2週目はライカ週間です。先週のニコンとはまた違う味わいの作品に仕上がっています。どうぞ楽しんでください。今週はお天気もよいようですね。喫茶もやっていますので、散策がてら来ていただけたら幸いです。

『100枚レターブック from 北欧』(パイ インターナショナル)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『100枚レターブック from 北欧』(パイ インターナショナル)


100枚レターブック from 北欧 [ パイインターナショナル ]

このレターブックのシリーズはお客様と「ヤバイですよね」だけで会話が出来てしまうのですが、これは最上級にヤバイです。

アイノ-マイヤ・メッツォラ、サンナ・アンヌッカら人気アーティストのイラストやパターンで、裏面もそれぞれ個性的。

バレンタインのお手紙にもぴったりです。

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ニコライ同盟写真展・ライカ週間

開催中の「ニコライ同盟写真展」今日から2週目です。ゆうべ作品の入れ替えを行いまして、先週のニコン週間からライカ週間へと変わりました。今日からは、メンバー7人がそれぞれライカで撮影した写真作品を展示しています。今回も見ごたえがありますので、ぜひ遊びに来てください。18日日曜日まで(12時〜19時・最終日17時)。

DenchuLab.2017 開催のお知らせ

◆DenchuLabとは◆

 日本の近代彫刻を拓いた彫刻家・平櫛田中の旧居兼アトリエである旧平櫛田中邸を、アートを通じて地域・世界の人々と再生し、新たな創作と交流の場として育てていく活動の一環として、アーティストの制作・発表を応援する事業です。
 3年目となる2017年度は、選考により2組のアーティストが決定。1ヶ月半の滞在制作を経て、作品を発表します。

◆ 作品について◆

●田村 香織
  
 「 田中邸を纏う Get into Denchu 」
  
 人のからだを中心に、その周辺を覆うものとして衣装と建築には多くの共通点類似点があります。衣服のシルエットは建築物の大きさ、部屋の形のようです。釦やファスナーの着脱構造・開閉部分は家の扉や窓。布の模様は壁や障子紙の柄のようです。田中邸を訪ねた際に印象に残った、入り組んだ間取り、窓の格子、窓ガラスの凹凸が成す模様などをデザインに落とし込み田中邸を『纏う』(=get into)試みをします。普段は舞台裏となる制作過程の記録や、過程で派生する品々、また出来上がった衣服の試着、販売もします。

 
●関根 ひかり
 
 「 光の染みを拭く 」
  
 「あれ、汚れかな」と思ったら、窓の外からの小さな日差しが、壁に光の染みを作っていた。
 ──家屋に入り込む太陽の日差しは、床や壁に光の染みを作ります。光の染みは、一刻一刻かたちを変え、拭きとり去ることはできません。滞在制作のあいだ、私は田中邸の掃除をつづけてきました。そして、「もう誰も住んでいない古い家を掃除する〈私〉」を一人称とした小説を執筆しました。『光の染みを拭く』という名前の小説です。そして、この小説の言葉によって光の染みを縁取ることで、田中邸の長い掃除を終わりにしようと思っています。掃除が終わった部屋に、小説がありますように。

DenchuLab.2017
会 期:2018年2月23日(金)~3月4日(日)
時 間:11:00~17:00
会 場:旧平櫛田中邸(台東区上野桜木2-20-3)
入場料:500円(保全活用協力金含む)

アーティストトーク:2月24日 13:00~15:00
ゲスト:平櫛弘子(小平市平櫛田中美術館館長)

http://okatte.info/denchu/

DenchuLabフェイスブックページ
https://www.facebook.com/events/217497575481280/

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主催:でんちゅうず(NPOたいとう歴史都市研究会、一般社団法人 谷中のおかって)
 協力:井原市、平櫛弘子氏、東桜木町会、東京藝術大学大学院保存修復建造物研究室
 助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

お問い合わせ
DenchuLab.事務局
MAIL=dencyu☆taireki.com(☆を@に変えてご使用ください)
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