風鈴の絵付け体験!

風鈴の絵付け体験!
風鈴は箱に入れてお持ち帰りできます
2011年8月6日(土)

節電の夏、どうおすごしでしょうか?

昔ながらの風鈴を、オリジナルで手書きしてみませんか?

節電だ~、エコだ~と騒がれていますが、その為だけに作るのではありません。

「風鈴は粋でカッコイイのだ!」

粋でカッコ良く描けなくても、自分で描いた風鈴はきっとカワユ~イと感じるでしょう。

風鈴の音を聞きながら、大震災の被災者の方の苦労も忘れない様にしましょう。

7月18日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

みなさま 権上です。 暑い日が続くと思ったら、台風とか。福島の心配が大きくなります。 1)すみだの学習会の参加者の方からおしえていただいた体の中の放射性物質を取り除く方法を調べましたら、以下にあたりました。りんごを1日に … Continue reading 関連投稿:
  1. 3月19日 おそれて、こわがらず / 権上かおる
  2. 4月17日 おそれて、こわがらず / 権上かおる
  3. 4月26日 おそれて、こわがらず / 権上かおる

[イベント][出した本]「四月と十月」と「港の人」フェアが始まっています!

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四月と十月文庫1

『えびな書店店主の記』刊行記念

「四月と十月」と「港の人」フェア

2011年6月26日(日)〜7月31日(日)

※水曜定休

※7月24日(日)はイベントのため17時までの営業、7月28日(木)は臨時休業となります。

フェア詳細はこちら→(

***

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このフェアのきっかけとなった〈四月と十月文庫〉のシリーズ第1弾『えびな書店店主の記』(蝦名則著)、そして4月に刊行され話題の『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎』(橋口幸子著)はもちろんのこと、普段あまり目にすることのないタイトルまで、幅広く揃えました。

ウインドウ、入口の棚、奥のテーブル、に分けて並べています。



四月と十月編集室 http://4-10.sub.jp/

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  • 『四月と十月』バックナンバー

  10号、14号、15号、16号、17号、18号、19号、20号、22号、24号

  各525円(17〜20号 各840円)

 《牧野伊三夫関連》

  • 『時計君のうた』絵と文 牧野伊三夫 1,260円
  • 牧野伊三夫ポストカード 各100円
  • サントリー『WHISKY VOICE』のバックナンバーの古書販売や、飛騨を紹介する冊子の創刊準備号『キツツキ』、北九州市の情報誌『雲のうえ』14号の無料配布もあります。(数に限りあり)

出版社 港の人 http://www.minatonohito.jp/

  • 『えびな書店店主の記』 蝦名則著 1,260円

 f:id:koshohoro:20110702013430j:image:small:left 全国に知られ、人気の美術古書店「えびな書店」(東京・小金井市)の店主蝦名則の、本・絵・音楽・旅をめぐるエッセイ集。こよなく本を、芸術を愛する店主の日々の活動録。


  • 『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎』 橋口幸子著 1,260円

 f:id:koshohoro:20110702013431j:image:small:left小説『荒地の恋』(ねじめ正一著)のモデルとなった、詩人北村太郎の知られざる日々の佇まい。

  『荒地の恋』が抉り出すような描写が鮮烈でしたが、本書はごく身近に過ごしたゆきちゃんによる温かな筆致で北村太郎を描いています。

  • 今回のみの特別販売『同人誌雑評と『銅鑼』些文』 保昌正夫著 2,100円
  • 特別展示『川崎長太郎抄』 保昌昌夫著/『和田芳恵抄』 保昌昌夫著/『愛について』谷川俊太郎著、W・I・エリオット、川村和夫訳
  • 港の人PR誌『港のひと』1〜7号 閲覧用にお借りしています。

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[イベント]つるぎ堂ワンコイン印刷体験

 絵本を探しに来たお母さんと男の子に勧めてみたら、心細そうに「ねぇねぇお母さんもいっしょにやろう」と初めはおずおず把手を握っていたのが、2枚目、3枚目から「おもしろい!」「おもしろい!」と連発。微妙なちから加減が難しいのですが、わたしよりも全然上手に刷っていましたよ。

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今回のために下記の5種類凸版をつくっていただきました。樹脂で出来ていてます。

  • フィンランド語 "Nauti kesän."(Enjoy tne summer.)
  • スペイン語 "Más libros, más libres."( 本があればあるほど人は自由になれる。)
  • インドネシア語 "Nikmati musim panas."(Enjoy tne summer.)
  • 日本語 "たのしい本"
  • 日本語 "暑さ半分"

この中から凸版を一種、台紙は好きな柄を5枚選び、名刺大のミニカードを刷っていただきます。

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台紙を選んで、版の位置にあわせて台紙の位置を微調整。はい、ガシャン!

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印刷機の上の円盤が何かずっと気になっていて、「インクをのせるところです」と言われてもピンとこなくて、やっと現物を目の前にしましたが、やはり不思議な構造だと思いました。上の写真を見ると確かに茶色のインクがのっているのがわかります。

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加藤千晶・鳥羽修・関島岳郎「古書ほうろうトリオ(仮)」 ライブ 8月20日(土)19時 

加藤千晶さんが、3年ぶりに古書ほうろうで、弾き、歌います! 加藤千晶さんは、ぼくにとって本当に大切な音楽家で、彼女の音楽と出会えたことだけをとっても、この店を始めたかいがあったと思っているぐらい。その

[イベント][委託品]港の人の活版印刷詩集・歌集と印刷体験

 港の人さんは、活版印刷詩集の自費出版プロジェクトを手がけており、今回のフェアでも詩集と歌集3冊並んでいます。

 今日はその3冊のご紹介と、それにちなんだイベントへのお誘いです。

 今日、明日と、当店ではおなじみのつるぎ堂さんに出張していただき、どなたでもワンコインで活版印刷体験をしていただける時間を設けました。お子様でも大丈夫です。お誘い合わせのうえお運びください!

 今回のためにつくった凸版、数種からお好きなものを選んでいただき、ミニカードを印刷します。

ワンコインで活版印刷体験

7月17日(日)、18日(日祝) 15時〜18時 1回500円(材料費込み)予約不要

※活字を組んで栞をつくる定員制のワークショップもあります。

詳細⇒http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20110701/p2

どれも控えめながら手に寄り添うような造本です。写真でなく、ぜひ手にとってその雰囲気を味わってください。


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歌集 『鈴を産むひばり』

光森裕樹 著 2,310円

2010年  装幀/関宙明  活版印刷/内外文字

1997年兵庫県宝塚市生まれ。いま注目の新鋭歌人の第一歌集。現代社会の何気ない風景を、リアリティあることばで歌う。第54回角川短歌賞受賞。著者サイト⇒http://www.goranno-sponsor.com/

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詩集『夜の甘み』

伊藤啓子 著 2,100円

2010年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

山形在住の女性詩人、新境地の第4詩集。

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詩集『草地の時間』

村野美優 著 1,575円

2009年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

村野美優の第3詩集。吉田文憲・中本道代による栞付き。第2詩集『セイタカアワダチソウのうた』も港の人刊。販売中です。

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連続上映会とお話「核とわたしと原子力」(7月22日、23日、24日)のご案内

福島第一原発の事故で、原子力の利用は、平和であれ軍事であれ、わたしたち人間とは相容れないものであることを教えられました。 水も、野菜も、魚も、肉も、お茶も、牛乳も、空気も汚染され、福島近県はもとより、東京でも放射能のこと … Continue reading

[イベント][委託品]港の人の活版印刷詩集・歌集と印刷体験

 港の人さんは、活版印刷詩集の自費出版プロジェクトを手がけており、今回のフェアでも詩集と歌集3冊並んでいます。

 今日はその3冊のご紹介と、それにちなんだイベントへのお誘いです。

 今日、明日と、当店ではおなじみのつるぎ堂さんに出張していただき、どなたでもワンコインで活版印刷体験をしていただける時間を設けました。お子様でも大丈夫です。お誘い合わせのうえお運びください!

 今回のためにつくった凸版、数種からお好きなものを選んでいただき、ミニカードを印刷します。

ワンコインで活版印刷体験

7月17日(日)、18日(日祝) 15時〜18時 1回500円(材料費込み)予約不要

※活字を組んで栞をつくる定員制のワークショップもあります。

詳細⇒http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20110701/p2

どれも控えめながら手に寄り添うような造本です。写真でなく、ぜひ手にとってその雰囲気を味わってください。


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歌集 『鈴を産むひばり』

光森裕樹 著 2,310円

2010年  装幀/関宙明  活版印刷/内外文字

1997年兵庫県宝塚市生まれ。いま注目の新鋭歌人の第一歌集。現代社会の何気ない風景を、リアリティあることばで歌う。第54回角川短歌賞受賞。著者サイト⇒http://www.goranno-sponsor.com/

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詩集『夜の甘み』

伊藤啓子 著 2,100円

2010年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

山形在住の女性詩人、新境地の第4詩集。

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詩集『草地の時間』

村野美優 著 1,575円

2009年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

村野美優の第3詩集。吉田文憲・中本道代による栞付き。第2詩集『セイタカアワダチソウのうた』も港の人刊。販売中です。

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徒花図鑑


三瀬夏之介さんと池田学さんのW初画集刊行を記念して、
紀伊國屋サザンセミナーにて行われた特別対談「現代アートの衝撃波 1973年生まれの新潮流」を書籍化しました。

『現代アートの行方』(はとり文庫)発売中です。

⇒ http://www.hatorishoten.co.jp/70_94.html


三瀬さん、池田さんお二人と同じく1973年生まれの作家が芸術新聞社より初画集を刊行しました。

齋藤芽生作品集『徒花図鑑』

⇒ http://www.gei-shin.co.jp/books/ISBN978-4-87586-309-0.html

刊行を記念して、NADiff a/p/a/r/t 店内にてトークセッションが行われます。

齋藤芽生『徒花図鑑』刊行記念トークセッション

「旅、演歌、昭和……を蒐集する魂」

齋藤芽生 × 都築響一


2011年7月23日[土] 18:00ー19:30 (サイン会の予定もあり)

詳細はこちらをご覧ください。

⇒ http://www.nadiff.com/fair_event/saitomeo_talk.html


徒花図鑑 齋藤芽生作品集

徒花図鑑 齋藤芽生作品集

  • 作者: 齋藤芽生
  • 出版社/メーカー: 芸術新聞社
  • 発売日: 2011/07/05
  • メディア: 単行本



演歌よ今夜も有難うー知られざるインディーズ演歌の世界

演歌よ今夜も有難うー知られざるインディーズ演歌の世界

  • 作者: 都築 響一
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2011/06/25
  • メディア: 単行本



現代アートの行方 (はとり文庫 2)

現代アートの行方 (はとり文庫 2)

  • 作者: 三瀬 夏之介
  • 出版社/メーカー: 羽鳥書店
  • 発売日: 2011/07/04
  • メディア: 文庫


[イベント][委託品]港の人の活版印刷詩集・歌集

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歌集 『鈴を産むひばり』

光森裕樹 著 2,310円

2010年  装幀/関宙明  活版印刷/内外文字

1997年兵庫県宝塚市生まれ。いま注目の新鋭歌人の第一歌集。現代社会の何気ない風景を、リアリティあることばで歌う。第54回角川短歌賞受賞。著者サイト⇒http://www.goranno-sponsor.com/

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詩集『夜の甘み』

伊藤啓子 著 2,100円

2010年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

山形在住の女性詩人、新境地の第4詩集。

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詩集『草地の時間』

村野美優 著 1,575円

2009年  装幀/関宙明 ミスター・ユニバース  活版印刷/内外文字

村野美優の第3詩集。吉田文憲・中本道代による栞付き。第2詩集『セイタカアワダチソウのうた』も港の人刊。販売中です。

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【靖国神社】みたままつりの見世物小屋

昨年は入方興行社の見世物地獄を観に行った、靖國神社(千代田区九段北)のみたままつりでした。今年は入方さんの盟友であり、見世物地獄にも出演していたデリシャスウィートス小雪太夫が、見世物小屋を出すというので観にいきました。(第65回 みたままつり: 2011.713~16) 見世物小屋 デリシャスウィートス   内容はデリシャスウィートスお得意である、場末のエンターテイメントショー。手品あり、ミニコントありのかくし芸大会でした。いかがわしくも楽しい"デリシャ・ワールド"は、子供にも楽しめる見世物です。そして小雪太夫は、入方興行から引き続き、昔ながらの正真正銘"蛇喰い女"。この二本立てで、約20分ほどのショーでした。(入場料: 大人700円/小人400円/幼児300円) 動画撮影は禁止、でも写真撮影ならOK。『Youtubeなどでネタばらしはご勘弁。写真は仕方なし』というルールは、今っぽいですね。皆さん(自分も含めて)、ケータイやデジカメを構えての観覧となりました。
小雪太夫
 

震災日録 7月6日 節電キャンペーン

歯の治療。母の作る団扇はほおずき市を待たずして安田邸で売れているとか。自分自身、何をしても無力な感じ。もの言えば唇寒し、というか。それで前回そっけないブログになった。地下鉄のマンション広告は長い間、オール電化をうたっていたが、最近、免震構造になった。同じマンションなのに。節電も東電と政府のオール日本「贅沢は敵だ」キャンペーンであって、電気はあまっているのだという噂も。さんざんウソのデータと隠蔽が続いただけに何も信じられない感じ。だいたい本日の供給に対する使用料は94%という地下鉄の表示も、私なんか「あと6%もあるじゃない」と楽天的になってしまうが、電力会社は危機感を煽っている。

震災日録 7月7日 復興でもうけるコンサルタント

松本大臣の言動をみたら辞任も当然と思うが、だからといって『一生懸命やっている被災地の知事に失礼』とも思わない。ある人いわく、宮城県の村井知事は復興計画に地元住民をほとんど入れずに野村総合研究所かなんかに丸投げしたと言う。岩手はどうなんだ。元岩手県知事増田さんは野村総研の顧問かなんかやっている。コンサルタントの友達に言わせると、被災地はしごとの取り合い、でもほとんど大手に持っていかれるとのこと。

別のある人いわく、「菅をおろせと言ったって、ゴミ箱の中からこれしかないか、って拾ったような総理だもの。またゴミ箱からだれか拾うのかなあ」。そんな感じに政治不信も極まれり。ユーチューブなどで政治家をよく見られるので資質や品性はよくわかるようになった。いまのところ見てて好感持ったのは河野太郎かな。

イギリスで最大の新聞が盗聴によって廃刊。

玄海原発について7人しか住民のいない説明会というのも目を疑ったが、やらせメールまでして、企業としての信頼はもうないんだから九電もいったん解体したら。東海村などでも死亡事故が起きているのに、役員を業務上過失致死などで逮捕しないのは法治国家とは思えない。東電だってこれだけの被害と避難を引き起こしたら司法が動いて当然ではないか。北海道の鉄道事故ではすぐ捕まえたじゃないか。もちろん国策としての原発を推進したのは官僚だ、東電ばかり叩いても仕様がない、とみんな言う。といって結局マスコミも長年、官僚の天下りひとつやめさせられないのだから。

震災日録 7月8日 日本は旧ソ連以下

信頼するH先生と話す。福島の子どもたちを集団疎開させないといけない。しかし行政もなにもしない。日教組も昔は「教え子をふたたび戦場に送るな」と言ったりしたのに今回存在感なし。帝国憲法化の戦時日本だって、次代を担う子どもは集団疎開させたのに。旧ソ連だって何千台もバスを仕立ててこどもたちを避難させたのに。いまの日本政府は旧ソ連以下、旧大日本帝国以下、いくらだって予算を使うべきなのは、子どもたちの疎開ではなかろうか、と先生は言う。育児手当をつけたって、これから子どもを生む人は少なくなるだろう。

丸森の友人にようやく電話。「人によって温度差がある。気にしない人は気にしない。子連れでも出たいけど遠くに親戚もないし、長逗留できるほどの友人もいないし、第一お金もないし、ここで我慢するしかないということになるのよ。牧場では草の放射線値が高いから牧草をほかから買っている。そのお金はいつかは補償されるのかも知れないけど、いますぐ金がいるんだ、とおこってる。うちは福島方面からお客さまが増えた。丸森の方がずっと福島や梁川より値が低いから。福島の果物はおいしいんだけどねえ。いまはちょっとねえ」

夜、谷中コミュニティで3・11を踏まえて建て替えを考える会。住民60人以上集まる。台東区から課長3人、係長ひとり、聞きにきてくれる。文京区では考えられないこと。住民も拍手で迎えた。何かが変わる兆し。南三陸町でユニセフスタッフとしてながく避難所の仕事をなさった建築家松下朋子さんの話。阪神淡路のときの看護師橋詰まり子さんの話。お寺には井戸もあるし、広い本堂もあるし、境内も広いし、そのネットワークを災害時使えないかという話。たしかに関東大震災時には向ヶ丘光源寺にも何百人も2か月避難生活をしていたと住職に聞いた。この回の震災でもかなりの寺が避難所になった。寺は宗教施設で檀家のものであり、人を救う施設だからこそ税金を払わなくていい、ということを思い起こす必要がある。

震災日録 7月9日

昨日のことをつらつら考える。町会というシステムは戦争協力をしたというのでGHQに解散させられた組織だ。それが戦後、復活して自治団体というより行政の下請け化してきた。町会にも町会長や役員にもよるが、ヤマサキは30年前、町会の会合に出席の返事をしたら役員揃ってでないように説得にきたと言うことだ。谷中のNさんは最近こして来たのに同じようなことがあったと言う。「来ても役員ばかりでつまらないから来ないように」といわれたらしい。幹部だけで決めたい、ということか。それが嵩ずると私物化が始まるのではなかろうか。谷根千を発行する間にも、もちろん個人的にはいい方が多かったが、組織としては形骸化している感は否めない。町会に入っていない人も多いし、町会だけが町の正式な代表というのはどんなものか。

きのうの会で元気な子連れのお母さんが「冒険遊び場を作りたい」と発言し、年配のお母さんが「初音の森は歴史的な場所として保存したのだから荒らしてはいけない」と答え、いろいろ考えた。私たちも25年前に世田谷みたいに木登りも出来る、火も水も使える冒険遊び場をやりたかったのに出来なかったから、若い母親を応援したい気持ち。でも「きのう今日来た人たちが歴史を踏まえず勝手なことを言い出すのは困る」という気持ちも正直言って少しある。

谷中や根津のような古い町は焼けなかっただけに何代も続く住民が我が物顔になりがちで、戦後きた三崎坂の野池さんなんかもいまでこそ連合町会長だが、さんざん新参者と言われて苦労なさったらしい。私のうちも親が二人とも下町と山の手の空襲で焼け出されて動坂に来たわけだが、それは親のせいではない。戦争のせいなのだ。何代も続く住民もきのう来たばかりのひとも同じ権利同じ発言権がある。これは当たり前のこと。ただ昔からいる人の見てきたこと、知っていることは尊重すべきこともある。谷中たねっこなどのお母さんたちも子育てセンパイである我々に何か聞いてくれればなあと思う。

ともかく原発によってふるさとを失った人たちが行った先で「よそもの」「しんざんもの」などといわれないように私たちはがんばらなくては。

一方昔を訪ねれば谷根千は北條時代は同じ人の地行地であり、あとから行政が引いた線で、文京区だ台東区だとおたがい批判しあい、区民じゃないから口を出すな、というような考えにも首を傾げる。台東区民も森鷗外図書館でよく見かけるが、税金はらっていないから使うな、などという人はいない。谷中コミュニティセンターも文京区の人が使っている。そりゃ小日向の施設へ行くよりよりよほど近いのだもの。今回の震災の経験を見ればわかるように、人はより近くて安全なところに向う。私も化学薬品や実験用動物が多く、ビルだらけの東大に逃げる気にはなれない。谷中墓地方面に向うと思う。とはいえ防災センターに付いて意識の低い文京区にも区民として働きかける必要はある。