【第21回 不忍ブックストリートの一箱古本市】店主さんが発表されました!

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

今年もこの季節がやってきました。
【第21回 不忍ブックストリートの一箱古本市】は、4/28(日)に開催されます。
今回出店する店主さんたちの配置が発表されました!

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当店前でのご出店は〈コローのアトリエ〉さん、〈ドジブックス〉さん、〈文庫善哉〉さんです。
どんな本と出合えるのか、今から楽しみです。

皆さまも4/28はぜひ谷根千にお越しくださいね!
お待ちしております!

店主一覧はこちらからご覧ください。
http://sbs.yanesen.org/?page_id=5345

「チルチンびと広場」掲載のお知らせ

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

WEBサイト「チルチンびと広場」に、当店を掲載していただきました。

ショップやイベント、住宅事例など、暮らしと住まいに関する様々な情報が紹介されています。

ぜひご覧ください。



https://www.chilchinbito-hiroba.jp/CategoryDetail.php?p=1&pref=13&cl=3&cic=13_03_0248&fbclid=IwAR1dn8LrfR3eIov0zLMK5-4oEJ1hJ1al4j5qneY3ZaVV81nfoXhyCYL2Upo

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【掲載のお知らせ】OZmagazine2月号「ひとり東京さんぽ」

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

OZmagazine2月号「ひとり東京さんぽ」に掲載していただきました。

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根津〜千駄木エリアの、〈柄モノShoppong〉で、当店で扱っているアイテムをご紹介いただいています。

同じキッテ通りのお店はもちろん、個人的に行きつけのお店もいくつか紹介されていて嬉しいです。

ぜひ谷根千歩きの参考にしてみてくださいね!

【掲載のお知らせ】「オズマガジン×京成らいん」

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

「オズマガジン×京成らいん」のコラボ冊子10月号〈京成線・下町さんぽ〉に掲載されました。

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日暮里駅から始まる谷根千散歩の1店としてご紹介いただいています。

さらに“地元人のおすすめ”として店主が選んだ2店も載っていますので、ぜひチェックしてくださいね。

京成電鉄の駅にて配布中です。

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【掲載のお知らせ】朝日新聞デジタル&w「bookcafe」

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。


本日配信の、朝日新聞デジタル&w「bookcafe」
当店をご紹介いただきました。

開店までの経緯や谷根千という町のこと、
オススメの本などについて話しました。

https://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2018082288471.html?iref=andw_pc_top_rank1


当店はいわゆる「bookcafe」ではないので
カフェとして利用していただくことはできませんが、
ビールやジンジャーエールなどは開店時からご用意しております。

当初はカウンターを使ってドリンクを提供していきたいと考えていましたが、予想を遥かに超えて展示が続いていることと、決して広い店内ではないので座って寛いでいただくような店ではないことが理由で、特にメニューなどは出しておりません。


ただ、暑い日などひと息つきたい時もありますから、
ご希望の方にはお出ししています。

ビール 500円
赤・白ワイン 各600円
ジンジャーエール 400円

基本的には立ち飲みですが、よろしければお声掛けください。

谷中キッテ通り「ランタンナイト」のお知らせ

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

昨日今日は少し暑さが和らぎ、ホッとしています。
ただ暑さはこれからが本番。
8月は昼間のお出かけが辛い時期になりますね。

陽が落ちて涼しくなる夕方から、谷中キッテ通りでは、
下記のようなイベントを開催します。


「キッテ通り ランタンナイト」

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真夏の夜、キッテ通りにランタンの明かりが灯ります。

8月の毎週金曜日、谷中キッテ通りの一部のお店が、
20時まで営業を延長します。


普段は早く閉まってしまうお店も、
この日だけはランタンの明かりを灯して
いつもよりゆっくりと皆様をお待ちしております。

優しく灯るランタンを目印に、
ぜひお買い物をお楽しみください。

・日時:8月3日、10日、17日、24日、31日
金曜日/20時まで開催

*雨天決行

・場所:谷中キッテ通り各ショップにて


●ランタンナイト参加予定ショップ

東欧民芸クリコ
おしおりーぶ
Atelier Saji [アトリエ サジ]
LIME LIGHT [ライムライト]
Biscuit [ビスケット]
ツバメハウス
谷中工作室
Succession[サクセション]
dou dou[ドゥドゥー]
classico[クラシコ]
ひるねこBOOKS
COUZT CAFE +SHOP[コーツトカフェ+ショップ]
箱義霧箱店


◎都合により参加店舗が、変更になる場合があります。

◎ランタンナイトのイベント内容については、各ショップのブログの他、
谷中キッテ通りのSNSにてお知らせいたします。

・Twitter:https://twitter.com/kittedori2017
・Facebook:https://www.facebook.com/yanakakittedori/

青山佳世さん、金川カモメさんのグッズ取り扱い

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。


ご縁のある作家さんのアイテムを販売します。


6月に個展を開催した、青山佳世さん。

好評だったハンカチを6種取り扱います。
まだまだこれからが夏本番。汗ばむ季節に素敵なハンカチをいかがでしょうか。
店内のテーブルクロス、のれんとあわせてご覧くださいね。

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そして、いつもお世話になっている金川カモメさん。

こちらもグッズをいくつか揃えました。
新作の猫サコッシュバッグもありますよ。
「ねこのひるね展」で話題をさらった〈猫よげん〉、さらに便利で可愛いスマホリングも。

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実はこのお二人は元々お知り合い同士で、カモメさんが紹介してくださったことがきっかけで、青山さんの展示に繋がったのです。

ご縁に感謝!

続けることにしました。

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

当店は昨日7/11、開店から2年半となりました。
そんな中途半端な時になぜ記事を?と思われるかもしれませんが、
この日をどんな気持ちで迎えるかは実はとても重要だったのです。

これまで再々書いてきている通り、オープンした段階では「とりあえず3年」というのが目標であり、計画でした。

二周年の際(http://hirunekodou.seesaa.net/article/456227078.html?1531372560)に書いた通り、とりあえず丸3年まで走り抜けてからその先を考えたい、というのが正直な気持ちですが、現実的に言えばそれを本当に判断するのは半年前、つまり7/11だろうと思っていました。

それは例えば自分の就職であり、また例えば、この店を他の方に任せるのであればその準備期間に充てたいと考えていたからです。

ただ結論から言うと、できる限り自分でここを続ける、という方向に舵を切りました。


「本屋専業でも食っていける」ことを証明したい、というのが大きなモチベーションの一つでした。
もちろん本だけを売っている訳ではないですし、どこまでを「本屋」という範疇に含むかは人それぞれだと思いますが、少なくとも店を借りて家賃を払い、定休日以外は毎日営業し、そこで生まれた利益で生活をする、というのが自分が考える本屋像です。

副業として営業する人がいてもいいですし、どこかのお店に間借りして「本屋」をやる人がいてもいいですが、これだけ店舗としての「本屋」が減っている中、そのオーソドックスな形で生きるためには何をしなければならないのか、最終的にはそこと向き合わざるを得ないだろうとずっと感じていました。

幸いにして、2年目の途中からなんとか「食う」ことはできているのかなというのが現状認識です。
もちろん生活に余裕などありませんし、日々の売り上げに一喜一憂しているのは開店当初と何も変わりません。

ただ、大きなモチベーションであったことをギリギリでも達成してしまった時、次に何を目指そうか、というのがこの半年あまり考えてきたことです。

正直に言えば、今ここで辞めてしまっても特に悔いはないくらいに達成感はあります。
いつも通ってくださるお客様、出版社や取引先の皆さん、次々に素晴らしい本を出してくださる書き手の皆さんやそこに関わる方々、展示などでお世話になっている作家さん達のおかげで、始める前までは想像もできなかったほど刺激的で楽しい毎日を送ってきました。

だから、繰り返しになりますが、今辞めても後悔はありません。
会社員として安定した収入を得ながら、ひとまず経済的な心配はせずに趣味として読書を楽しむのもいいな、というのは偽らざる思いです。

これだけ「独立系」と言われる書店が増えてきた訳ですし、読書人口が多くならない限りは遅かれ早かれパイの奪い合いになるでしょう。
ならば自分は身を引いて、本当に一生かけて本屋をやっていきたい人を優先したい、というのも自然な気持ちです。


ただ、面倒くさいことに、自分は生来の負けず嫌いなのです。
早めに自分の目標をクリアしたのだから「負け」てはいないですし、むしろ勝ったのですが、「だったらもっとできるんじゃないか」と思えてきてしまったのです。

だから、続けます。

悶々と考え続けてきた「もっと広ければ」「もう少し環境がよければ」という悩みにもそろそろ決着をつけます。

人が通らないのなら来てもらえばいいのだ、と〈キッテ通り〉の活動にも積極的に取り組んできましたし、その成果は出始めているように思います。

SNSや口コミ、そして展示やイベントを通じて、この間にもたくさんの方に当店のことを知っていただきました。

ただ自分が描いている理想の空間というのは、もっともっと先にあって、それを見てみたいという気持ちも抑えられません。

なので2019年は、移転も含めて、続けることを最大の目標にして進みたいと思います。

「とりあえず3年で」と言い続けていたので、来年以降どれだけの人が付いて来てくれるかわかりません。
きっと辞めるんだろうと思っていた皆さん、申し訳ありません。

続けることにしました。

「お店を使う人にとっては、形はどうであれ継続することが1番のサービス」
という言葉をどこかで見ました。

もちろんそれも頭にありますが、誰かのためではなく、自分のために続けてみたい、というのが本心に近いかもしれません。

様々な意味でのリスクは伴いますが、気力と体力、そして経済力の続く限り、ひるねこBOOKSを残したいと思います。

どうか力を貸してください。



そして最後にもう一つ。

この何とも形容のしようがないほど悪辣な政治に対して、本屋として闘いたい。
批判することを巧妙に避けながら生き続ける道もあるでしょうが、それでは自分が許せない。

何のために本を売っているのか。
それは暮らしを守るためです。
言葉と自由と権利を守るためです。

自分の原点は確かにそこだということ。忘れないように。

そして願わくば、本に関わる多くの人が同じ気持ちでいてくれますように。


個人の本屋なんて、微力どころか非力も非力です。
吹けばあっという間に飛びます。いつでも踏み潰せます。

でも、それでも、これだけは言いたい。

本屋を舐めるな、と。


【掲載のお知らせ】春陽堂書店webサイト「本と人と街をつなぐ 明日へ続く本屋のカタチ」

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

明治11年創業の老舗出版社・春陽堂書店さんが、この度webサイトをリニューアルなさいました。
本にまつわる物語や情報を積極的に発信していかれるようです。

これにあわせて、「本と人と街をつなぐ 明日へ続く本屋のカタチ」が連載開始。
第2回で当店を取り上げていただきました。
ひるねこBOOKSレーベルの絵本『みけねこてんちょう』についても触れています。


荻窪の本屋Titleさんとあわせて公開されています。
ぜひご覧ください。

http://shunyodo.co.jp/blog/2018/05/dokuritsukei_hiruneko/


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「Hanako TRIP」掲載のお知らせ

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

少し前になりますが、先日発売された「Hanako TRIP」に掲載していただきました。

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〈上野〜谷根千〜浅草 東京下町1day散歩〉の見開きページで、上野動物園や根津神社、雷門と一緒に紹介されています笑

パンダのシャンシャンと並んで光栄です!

電車だと意外とアクセスしづらいのですが、確かにバスだと楽にまわれそうですね!

近くのお店では、千駄木のOkaeriさん、根津のVEGEO VEGECOさんも。

ぜひお近くの本屋さんで手にとってみてください。


特集は「元気をもらう、週末旅。」ということで、箱根、秩父、松本、益子など、行きたい場所がズラリと。

p80の〈わんことにゃんこと温泉と。〉も気になります。

不忍ブックストリートMAPと「一箱古本市」ポスター、完成しました!

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

谷根千散策に必携の、「不忍ブックストリートMAP」
本日、2018年版が出来上がってきました!

新しくオープンしたお店や新規掲載のスポットなど、最新の情報を盛り込んでいます。

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そ・し・て!
お気づきでしょうか?
そう、今年は初めて当店が表紙に選ばれたのです〜♪♪♪

お店の前の感じが、バッチリ出ていますね!

さらには店主らしき人物の姿も……。
似ているかどうかは実際お確かめいただければと思いますが笑、
店主の顔が表紙に出るのは初めてということで、とても光栄です!

今年はキッテ通りのお店も増えて、一段と賑やかになっています。

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さらに、「一箱古本市」のポスターとチラシも完成しました。
今年もまた、谷根千界隈の各地に、一箱だけの古本屋さんが集まります。
どんな本との出会いがあるのか、どうぞお楽しみに。
今年の「一箱古本市」は、4/29(日)です。
詳細は⇨http://sbs.yanesen.org/

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MAP、一箱チラシともに、谷根千地域や全国の関係スポットで配布いたします。
ぜひゲットして、様々な場所を巡ってみてくださいね。

石井ゆかりさん「一言メッセージ入りサインカード」配布いたします

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

石井ゆかりさんのおみくじ企画、第2弾です!

先週の「一言おみくじ+サイン」入り本は、おかげさまで3/3の初日に完売しました。
たくさんのご来店、誠にありがとうございました。

今回、石井さんが急遽「一言メッセージ入りサインカード」を用意してくださいました。


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当店で新刊書籍をお買い上げの方に差し上げます。
なお、数に限りがありますため、声を掛けて頂いた方にお渡しします。
ご希望の方は、恐れ入りますが店主にお声掛けください。

3/10(土)より配布スタートします。

先週はあっという間に売り切れてしまいましたが、
どうぞこの機会に石井さんの生の言葉に触れてください。


☆石井ゆかりさん

https://star.cocoloni.jp/t.cgi?t=f/top&zspid=w999999999&cpno=1300765488&z_rand_page=c
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/
Twitter:@ishiiyukari

石井ゆかりさん「一言おみくじ+サイン」入り本を販売します

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

嬉しいお知らせです!
この度ご縁がありまして、「12星座シリーズ」などで知られる石井ゆかりさんのサイン本を販売することになりました!

しかもそれぞれの本には全て違う「一言メッセージ」が添えられているので、
おみくじのように楽しんでいただくことができます。

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対象となる書籍は、
『12星座』(WAVE出版)
『新装版 月のとびら』(CCCメディアハウス)
『禅語』(パイインターナショナル)

以上の3点です。
3/3(土)より販売スタートします。
いずれも冊数に限りがありますので、どうぞお早めに。

店主個人としても石井さんの星占いをいつも楽しみにしているのですが、
落ち込んだ時に背中を押されたり、ハッと大切なことに気づかされたり。
その言葉に救われたことがこれまでに何度もあります。

多くの人を魅了し、そして導いてくださる石井さんの言葉たち。
ぜひ触れてみてください。


*これらの書籍の売り上げは、全て東日本大震災へのチャリティとなります。


石井ゆかりさん

https://star.cocoloni.jp/t.cgi?t=f/top&zspid=w999999999&cpno=1300765488&z_rand_page=c
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/
Twitter:@ishiiyukari



【掲載のお知らせ】《「谷根千〜上野」ネコ散歩のススメ》

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

エキュート日暮里とエキュート上野の合同企画
《「谷根千〜上野」ネコ散歩のススメ》
に、当店も取り上げていただきました!

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本日から始まるこちらの企画。
エキュート内に限定のネコスウィーツが大集合する他、写真展やグッズの販売も。

当店は谷根千〜上野のオススメスポット4店として、同じく谷中のLe Priveさん、招き猫の谷中堂さん、上野のBar猫さんと一緒に選んでいただきました!

リーフレットは本日から2月いっぱいまで配布予定ですので、見かけた際にはぜひゲットしてくださいね!

開店二周年を迎えて

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

当店は1/11、開店から2周年を迎えました。
たった2年とはいえ、ここまで続けてこられたのは
日頃から当店に関わってくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

昨年、1周年にあたってこのような文章を書きました。
http://hirunekodou.seesaa.net/article/445711999.html?1515747267

予想以上の反響がありましたが、この時に様々な方からかけていただいた言葉が自分の糧になり、力につながっていることは間違いありません。

ひるねこBOOKSは元々、3年を一つの目安に始めました。
長年の夢を叶えたわけではなく、「本に関わる仕事をする上で、本を売る場を作ることで視点を変えたい」「本屋を増やすきっかけにしたい」という切実な思いを持っての開店でしたから、それは現実的なものでした。そしてその経験・体験を持って、また出版社かどこかに戻って、これまでとは違った目をもって本に携わりたいと考えていました。以前までの自分がどのように変化するのか、それは期待と興奮が混ざり合うような、高揚した気分です。

正直な事を言えば、ほんの数ヶ月前までこの記事に書くことは決めていました。
それは「今の形での営業は、予定通り3年で終える予定。閉店するか、どなたかに引き継ぐか、それをあと半年で考えたい」ということ。

おかげさまで運営としてはまずまずの成果を出せているようにも感じますし、とても続けていけないという程に厳しいわけではありません。本屋の収入だけで家と店舗の両方の家賃を払う、というのが一つの目標であり理想でしたから、その点については予想していたよりも早くなんとか出来るようになったかなと思っています。

ただ現状はあくまでも「生きていける」という程度ですから(もちろんそれで充分とも言えますが)、例えば将来に向けての蓄えなど、何かプラスαの事をしたいと思った時にそれが適うかと言えばそんなことはありませんし、自分の何かを保証してくれる訳ではありません。もちろんこの先、さらに上向くだろうとは信じていますが、何かあっても安心という気持ちに達するにはまだまだ道が長そうです。

それに加え、自分がやりたいと思っている事が、今の店舗のキャパシティでは収まりきらないという現実にも直面しています。小さいからこその空気感を楽しんでいただいているのは充分すぎる程にわかっているのですが、他の本屋さんを訪れるとジリジリとした焦りと、ギリギリするような羨望の気持ちが胸の中で膨らみます。特に、新しくオープンしたお店の空間に圧倒されたことは1度や2度ではありません。もっと広ければあんなイベントや展示もできるのに。もっと棚があればこんな本も置けるのに。

どこかで仕事をしながら休日に開けるのか、誰かに後を任せるのか、潔く閉店するのか、移転して続けるのか……。そんな迷いがいつだって、頭の中も心の中も巡ります。


ただそんな悩みを抱えながらも、ここ数ヶ月の素晴らしい出会いや出来事が、下を向きそうな自分の背中を押し、「やれるだけやってみたい」という気持ちに引き上げてくれました。

今の気持ちとしては、3年に向けて収束、終息していくのではなく、ひとまずは現状のまま、そこまでを走り抜けたいという方向に変わっています。


「続けなければわからないことがある」とよく言われます。33年間を無為に過ごしてきたわけではありませんから、それについてはよくよく理解しているつもりです。ただ一方で、継続を前提としないからこそ出来ること、得られることもあると信じていて、どちらかといえば、それを求めてきた2年間でした。最初から長く続けるつもりなら、ついつい先々の事を考え、時には守りに入ってしまいます。それでは挑めなかったようなこと、成し得なかったことも多くあると思います。ですから、決して「続けるために続ける」ことのないように、それだけは当初から決めていました。

それが今、徐々に自分の気持ちが変わってきたのは、ただ単に「楽しく、幸せだと感じられることを続けたい」という理由からです。


これまでは常に、計画や目標を立てて、それに向かって歩むような生き方でした。それは勉強でも仕事でも、旅行などの趣味であっても同じこと。決めたことを一つずつ順番にこなしていくのが好きで、だからこそ、この店もある程度終着点を決めつつ、それまでに何が出来るかを考えていました。

「本屋を増やすきっかけになれば」というのは本心で、本や本屋に興味をもってもらうこと、そのためには自分が捨て駒になってもいいと思っていたし、今でもそう思います。とりあえず運営できるモデルだけ示すことが、たまたま挑戦できる環境にあった自分の役目だろうと。他の方が運営する本屋が増えれば、そこに自分は客として行ってみたい。


そんな自己犠牲とも言える精神よりも、まずは自分が楽しめることを大切にしたいという思いが強くなってきたのは一体なぜでしょうか。


もしかしたら甘えもあるのかもしれません。当然辛いことは多々ありますが、この場所を好いて通ってくださる皆さんに囲まれていれば、自然と居心地は良くなります。思いがけず根が生えて、腰が重たくなってしまったというのもあるでしょう。

ただ自分では、〈出来ることの大きさ〉が変わったのかなと考えています。1年前はどこかでやはり「自分のやっていることはあまりに小さい」と感じていました。本を売ったとしたとしても、それはいわゆる出版業界の数字からすれば微々たるものどころか、カウントすらされない。一体何をしているのだ。どれだけの意味があるのだ。そんなことを感じる日々でした。

それがこの1年間、様々な本を売り、展示やイベントを開催し、絵本の企画編集をし、ここから発信できるものは決してそう弱くはない、と感じられるようになってきました。

何か強烈に表現したいものがある訳ではなく、自分では書くことも描くこともできないけれど、表現したい人にとっての成果物を広めることができる。そしてその過程を手伝うことができる。

それが結果として、自分、そしてひるねこBOOKSにとっての「表明」につながれば。


世界情勢はますます混迷を深め、明るい兆しすら見えません。
国内に目を向けても、相変わらず腐敗した政治が行われています。


大きな力や流れに押し流されないよう、自分や周りにいる人の笑顔を増やし、幸せにすること。ひるねこBOOKSを訪れてくださった方々が、少しだけ良い気分になって明日もまた頑張ろうと思える。そんな場所になることが出来れば、これほど嬉しいことはありません。
本当に些細ですが、それが今の自分に出来る事かなと感じます。そうすれば世界は少しずつでも良い方向に動く、そんな風に考えています。

宮沢賢治の文章にも生き方にも共感するところが多いですが、自分は「個人が幸福にならないうちは世界がぜんたい幸福になることはあり得ない」と思っています。


未来がどうなるか、わかりません。
でもとにかく、今を積み重ねないことには何も生まれませんし、その先に見えてくるものを大事にしたいと感じています。きっとそれは、自分の生涯にわたる財産になると同時に、この世界にとって少しだけ意味のあるになるはずだから。

2018年のテーマは「信じる」です。
好きなものを好きと言いたいし、好きと言ってくれる人を信じて進もうと思います。

できるだけの愛をお返しすること。

3年目もどうぞよろしくお願いいたします。


ひるねこBOOKS
小張隆

https://www.hirunekobooks.com/


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【掲載のお知らせ】「ねこ」No.105

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

本日発売の「ねこ」No.105(ネコ・パブリッシング)で、当店をご紹介いただきました。

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さすが専門誌といった充実の内容。
谷根千の「ねこあくしょん」「ル・プリーべ」などの猫がいるお店、
さらにあわせて立ち寄りたい場所の情報が満載です。

(ひるねこBOOKSには猫はいません笑)


『わたしはあかねこ』『北欧おみやげ手帖』などの本をオススメしました。
当店での取り扱いはありませんが、お近くで見かけましたらぜひお手にとってご覧ください。