『ねこなんて いなきゃ よかった』(童心社)

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村上 しいこ 作
ささめや ゆき 絵
『ねこなんて いなきゃ よかった』(童心社)


ねこなんて いなきゃ よかった (童心社のおはなしえほん) [ 村上 しいこ ]

ねこのももちゃんは天国へ行って、もう帰ってこない。
友達があんまり優しくしてくれるから、わたしは言った。

ねこなんて、めんどくさいだけ。毛だらけになるし、邪魔するし、はじめからいなきゃよかったって。

家に帰っても、ももちゃんは迎えに出てこない。

わたしが描いた似顔絵。
ご飯を食べてたお皿。
お気に入りのおもちゃやクッション。

全部そのまま残ってる。

晩御飯の時。
お父さん、お母さん、お姉ちゃん。
家族みんなで、ももちゃんのことを話した。

そうしたら思い出が次々に甦ってきて……。

『旅の断片』(アノニマ・スタジオ)

若菜晃子
『旅の断片』(アノニマ・スタジオ)


旅の断片 [ 若菜晃子 ]

メキシコ、キプロス、サハリン、スリランカ……。

あまり知られていない地域。
その国の人も行かないような地方。

そうした場所を訪れ、坂道を歩き、パンを買い、風の音を聞く。

特別な何かではなく、そんな些細なことから知り得たものを咀嚼して、生きる糧とする。

街角の断片、一瞬の記憶。

そうしたものが確かに、私たちの人生を形作っている。

まだ知らぬ自分と出会う旅。
どこか遠くへ出かけたい。

http://hiruneko.thebase.in/items/25763368

『小さな幸せがみつかる世界のおまじない』(パイインターナショナル)

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亀井英里
『小さな幸せがみつかる世界のおまじない』(パイインターナショナル)


小さな幸せがみつかる世界のおまじない [ 亀井英里 ]

ドングリを身につける。
玄関先の見知らぬ黒猫は幸運のしるし。
バラの花と本を贈り合う。

世界各地で、今も暮らしに取り入れられている身近なおまじない。

風習や神話・迷信・宗教行事などと結びつき、おまじないは人々のそばに、当たり前のものとしてある。

なんと心を豊かにしてくれることだろうか。

亀井英里さんの美しいイラストは、眺めているだけで幸せを呼び込めそう。

「petit main」サイト〈1月のおすすめ絵本〉更新されました。

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子ども服ブランド petit main での絵本紹介、1月分が更新されました。

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今月は
『だるまさんと』(ブロンズ新社)
『ぽっぽこうくう』(佼成出版社)
『よあけ』(福音館書店)
の3点です。

よろしければご覧ください。

http://petitmain.jp/diaries/1%e6%9c%88%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e7%b5%b5%e6%9c%ac

『トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記』

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中西 なちお 著
『トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記』
(誠文堂新光社)


トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記 猫が出合った動物たち [ 中西 なちお ]

セイウチ、ツキノワグマ、レッサーパンダ。
ムササビ、ウォンバット、ザトウクジラ。

陸や海、空。
遠い国の、サバンナやジャングル。
ごく身近な、野生。
既に絶滅してしまった、あるいもうすぐ会えなくなる。

そんな、世界中の様々な動物たちと猫が出合ったら。

ここに登場する動物のうち、私たちはどれだけを知っているだろうか。

日々を楽しむ暦であり、生態を載せた動物図鑑であり、そしてまた、1年間の愉快な冒険記でもある。

ページをめくる度、世界が広がる。
読まない理由が見つからない。

『75億人のひみつをさがせ!』(岩崎書店)

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クリスティン・ローシフト 著、枇谷玲子 訳
『75億人のひみつをさがせ!』(岩崎書店)


75億人のひみつをさがせ! [ クリスティン・ローシフト ]

5人家族が寛ぐ。
11人のサッカーチーム。
60人が参加する結婚式。
400人のデモ。
1,000人が彗星を見上げている。

そして、同じ地球に暮らす75億人。


どんな場所でも、どんな状況にあっても、一人一人に物語があり、そこに生きている。

もっともらしい理由があったって、奪われていい命なんて無い。
どの人生も誰かにとっては愛おしく大切で、代わりのいない存在なのだから。

悲しみは悲しみを呼び寄せ、憎しみは憎しみを生む。
たった一人分で完結することなんてない。

だから75億の人々は、それぞれに関わり合って、支え合って生きていかねばならないのだ。

探し絵を楽しみながら多様性を考える、ノルウェー発の絵本。



http://hiruneko.thebase.in/items/25661331

『せかいねこのひ』(新日本出版社)

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井上奈奈
『せかいねこのひ』(新日本出版社)


せかいねこのひ [ 井上奈奈 ]

ある朝目覚めたら、誰もが言葉を忘れていた。
口から出てくるのは「ニャー」という鳴き声だけ。
北極の人も、メキシコの人も、フランスの人も。

困った人間たちは、猫をお手本に1日を過ごそうと……。


もし共通語が猫の言葉だったら、世界はもっと自由で、伸びやかで、平和かもしれない。

お腹が空いた時、眠たい時、嬉しい時。
そして誰かとわかり合いたい時。

猫の言葉は、優しく寄り添う。

ここには愛が満ち溢れている。
もうこれ以上、何もいらない。

いつかこんな日が来るだろうか。
でもきっと、私たちはそんな世界を待っている。

だからここから始めよう。
そう。今日は、せかいねこのひ。

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『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(サウザンブックス社)

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ジェローム・ポーレン 著/北丸雄二 訳
『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(サウザンブックス社)


LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い [ ジェローム・ポーレン ]

日本でも「理解が進んだ」とされるLGBT。
でも本当にそうだろうか?

渋谷区が同性カップルに「パートナーシップ証明書」を交付するようになった2015年ごろから、確かに潮目は変わってきた。ネットの記事はもちろん、書籍やコミック、映画など、様々なメディアで「LGBT」の人々が取り上げられることが増え、目にすることも多くなった。

ただし旧態依然とした日本社会では、まだまだ「当たり前の
存在」として認知されることは少ないように思う。

それはやはり保守的・閉鎖的なこの国の風土と、性的マイノリティに関しての教育機会の少なさが要因だろう。

本書に綴られているのは、各国で行われた権利を求める闘いの、世紀をまたいだ歴史。

同性愛が犯罪で、それを表す言葉すらなかった時代から、様々な運動・活動や人々による苦闘を経て、少しずつ当たり前の権利を獲得してきた。

オスカー・ワイルド
ベシー・スミス
サリー・ライド
モーリス・センダック

それはもう、一進一退を繰り返し、一歩ずつ確実に。
時には劇的に。

そしてようやく世界はここまで歩んできた。

歴史をつくるのは、いつだって「人」。
人と人との繋がり。

押し戻そうとされる度、きっと更に力強く立ち上がる。

ここからまた、未来を切り開く。

『ことばサーカス』(アリス館)

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二歩・作
『ことばサーカス』(アリス館)


ことばサーカス [ 二歩 ]

またまた楽しい絵本が出ましたよ。

ぼくらはことばサーカス団。
文字の風船を使った、不思議なショーをご覧あれ。

「は」と「な」をくっつけたら「はな」。
横に「び」の風船を足すと?

今度は「め」に色々な文字を加えてみよう!
「さ」「ひ」「つ」「ゆ」……。

何が出てくるかな?
みんなで声に出して言ってみよう!

「せーの」の掛け声とともにお話会で読んだら、盛り上がること間違い無し。

たった一文字で、世界はがらっと変わるんだ。
想像して創造する楽しさと、まるで魔法のような言葉の魅力。

見返しまでたっぷり楽しめて、読み終わった後も広がりが続いていく。

期待を上回る面白さでした。

『ちいさなはなよめぎょうれつ』(偕成社)

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ナルツィザ ジミホフスカ 作
足達和子 訳
布川愛子 絵
『ちいさなはなよめぎょうれつ』(偕成社)


ちいさなはなよめぎょうれつ [ ナルツィザ・ジミホフスカ ]

むかしむかし。
ひいおばあさんのお姉さんが眠っていると、枕もとでゴソゴソと音がしました。

そこにはいつの間にか、着飾った小さな小さな貴公子の姿が。彼はこう言いました。

「この部屋を馬車が通るのを、お許しいただけないでしょうか?」

どうやら、妹がこれから結婚式を挙げるのだそう。

しばらくすると暖炉から、白ネズミにひかれた馬車がやってきました。乗っているのは、銀色のドレスを着たかわいい花嫁。

続いて花婿や、楽師たちを乗せた馬車、最後に召使いや身内の人など、大勢がやってきました。

どの人も丁寧にお辞儀をして、ベッドの下に消えてゆきます-ー。


この物語が書かれたのは、19世紀のポーランド。
著者のジミホフスカは、幼くして母親をうしない、一時パリに滞在した後から、女子教育と文学活動、社会運動にうちこみました。
社会の平等を求め続け、ポーランド近代史において、“もっとも早く社会問題に目ざめた女性”とされる彼女。

そうした背景を知ると、確かにこの可愛らしいお話もより一層深みを増し、違った見え方が出来そうな気がします。

著者が物語を通して、伝えたかった事とは。

美しく繊細なおとぎ話を、布川愛子さんのイラストが優しく彩ります。


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『もうひとつのモンテレッジォの物語』(方丈社)

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内田洋子・モンテレッジォの子供たち 著
『もうひとつのモンテレッジォの物語』(方丈社)


もうひとつのモンテレッジォの物語 [ 内田洋子 ]

昨年春に刊行され話題となった、あの『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』から、約1年半。

待望の続編、と言いますか、もう一つの物語が生まれました。

著者の内田さんと村の人々との交流、そしてその後を書いたエッセイ。

子どもたちが作った村の歴史の絵本。

2冊の本が合わさった造りは「本の村」にふさわしいのかもしれません。

もうこの本については説明不要でしょう。
前作をお読みの方も、まだ読んでいない方も、とにかく手にとって味わってみてください。

全冊、内田洋子さんのサイン入りで入荷しました。


本と本屋の源流を辿る道程は、まだまだ続きます。

良き旅を。

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『ありのままがあるところ』(晶文社)

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福森伸
『ありのままがあるところ』(晶文社)


ありのままがあるところ [ 福森伸 ]

鹿児島県にある「しょうぶ学園」は、知的障がいや精神障がいのある人が暮らしている、複合型の福祉施設。

そこで生まれる木や布の作品やアート、様々な活動には、「ゴール」や「成果」といったものとは別の軸があるようだ。


施設長である著者は、かつて製品を仕上げることを目指し、教えた通りにできない利用者たちに困惑していた。

だが、やがて気づく。
彼ら彼女らは、健常者のもつ価値観や常識には収まらず、「作りたい」という根源的な欲求に突き動かされて、手を動かしていたのだ。

〈彼らには、できないことを克服しないといけない理由がまったくない。なのにどうして私は彼らをがんばらせて私たちの意図する目的をやり遂げさせようとしているのだろう。できないことができるようになるのが良いのだという考えがぐらついて来たのは確かだ。〉

その結果生み出されたものたちは、驚異的とも言える魅力に満ちている。


正しさに縛られない、自由の価値。
ありのままに生きること。

“無目的的”の面白さ。

「本来の生きる姿」とは?

たくさんの問いとヒントをくれる。


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『光とつながる ちっちゃな闇解き88』

Yukiko(サンマーク出版)
『光とつながる ちっちゃな闇解き88』


光とつながる ちっちゃな闇解き88 [ Yukiko ]

何をしても上手くいかない時、あなたの心には「闇」が宿っているのかも。

悲しみ、怒り、不安、嫌悪感……。

誰の心にもある小さな闇。
それは放っておくと深まり、心を疲れ果てさせます。

火や水、風や地の精霊を味方につけ、あなた自身の行いによって闇を「解いて」いきましょう。

白湯を飲む、ピリッとからいものを食べる。
汗をかく、塩水で口をゆすぐ。
お香を焚く、ハミングをする。
靴を磨く、お墓まいりをする。
満月を浴びる、絵を眺める。
食べない日にする、とにかく笑ってみる。

時には魔女のおまじないのように。
時には日常生活の延長で。

あなたの運気は、誰かの助言では変わらず、「行い」でしか変えていけません。

必要なメッセージはいつだって、自分の中にあるものです。

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『虹いろ図書館のへびおとこ』(河出書房新社)

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櫻井とりお
『虹いろ図書館のへびおとこ』(河出書房新社)


虹いろ図書館のへびおとこ (5分シリーズ+) [ 櫻井 とりお ]

紹介するつもりで軽く読み始めたものの、すぐに引きこまれ、結局一気読みしてしまいました。なんだか、まだ頭がぼうっとしています。。
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小学6年生の火村ほのかは転校生。人気者になるはずでしたが、ある出来事をきっかけにクラスのみんなから嫌がらせを受け始めます。

学校に行けなくなった彼女がたどり着いたのは、町にあるおんぼろの図書館。

周りの目を意識して一生懸命勉強を頑張りますが、半分みどり色の司書との交流から、やがて図書館の手伝いをすることに。

同じく毎日図書館に通っているらしい不思議な少年と出会い、そしてたくさんの本に触れることによって、ほのかの世界は少しずつ動き出します。

病気のお母さん、仕事が変わり日々疲れ果てているお父さん、怖いけどしっかり者のお姉ちゃん。

学校と家庭と図書館と。

どんなに理不尽で辛い状況でも、必ず居場所があり、見守ってくれる人がいる。

そして、同じような悩みや苦しみを描き、慰め、勇気をくれる無数の本の存在も。

本がもつ力。
それを届けてくれる人たちの力。

一人ぼっちと思っても、いつだって味方はそこにいる。


巻末には、本の中に実際に登場する書名のリストも。

「petit main」サイト〈12月のおすすめ絵本〉更新されました。

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子ども服ブランド petit main での絵本紹介、12月分が更新されました。

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今月は
『くつしたくん』(ブロンズ新社)
『ゆきがふるまえに』(偕成社)
『モミの木』(アノニマ・スタジオ)
の3点です。

よろしければご覧ください。

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『ほんとうの願いがかなうとき』(偕成社)

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バーバラ・オコーナー 著/中野怜奈 訳
『ほんとうの願いがかなうとき』(偕成社)


ほんとうの願いがかなうとき [ バーバラ・オコーナー ]

お父さんは拘置所、お母さんはやる気ゼロ。
チャーリーは家族から離され、ひとり田舎町に送られます。

一番星や四つ葉のクローバーなど、毎日何か幸運の印を見つけては、願い事をする彼女。

苛立ちを周囲にぶつけてしまうチャーリーの言葉は、ありのままでリアル。
10代のうちに誰しもが一度は経験する鬱屈や反発が、等身大で描かれている。

怒りや寂しさ、やるせなさで頑なになった少女の、ほんとうの願いとは?

本書の装画を手がけたのは柊有花さん。
年明けのイラスト企画は早々に満席となりましたが、ブローチとマグネットの取り扱いを始めました。

唯一無二の世界観を持った柊さんの作品、本とあわせてぜひお楽しみください。

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