『静寂とは』(辰巳出版)

アーリング・カッゲ 著/田村義進 訳
『静寂とは』(辰巳出版)


静寂とは [ アーリング・カッゲ ]

ノルウェーの冒険家が語る、「静寂」。

あらゆる物事が、めまぐるしく変化する時代。
現代人は無意識においてさえも、常に何か(騒音)を聞いている。

「自分が静けさを心から必要としていることに気づくまでは、それを探すこともしなかった。往来、音楽、機械、アイフォン、除雪車……無数の騒音の奥深くに、静けさは横たわり、わたしを待ってくれていた。」

「娘たちはわたしを怪訝そうな目で見つめた。“静けさ?そんなものになんの価値があるの”と言いたげだった。わたしが“それは親しい友人になる。それはルイ・ヴィトンのバッグよりも贅沢なものだ”と言うまえに、娘たちはこう断じた。“悲しいときにはあってもいいけど、それ以外は何かの役に立つとは思わない”」

「静けさそのものは豊かで、贅沢なものであり、新しい思考法の扉をあけるための鍵になる。わたしはそれを現実逃避やスピリチュアルなものとは見なしていない。それはより豊かな生活を送るための効果的なカンフル剤となる。つまり、テレビをつけて世界を知るより、人生をより深く味わうことができるということだ。」

静寂とは何か。
静寂はどこにあるのか。
なぜ今、静寂が重要なのか。

静かに、淡々と綴られる文章は、心の奥に沁み入ってくる。

たまにはスイッチを切って、世界を遮断することも必要だ。

言葉と自分の思考に、ゆっくりと身を任せたい。

名著の香り。

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『「国語」から旅立って』 (よりみちパン!セ)

温又柔
『「国語」から旅立って』 (よりみちパン!セ)


「国語」から旅立って (よりみちパン!セ) [ 温又柔 ]

中国語や台湾語が飛び交う中を育ち、日本に住んでは日本語を使い、やがて小説家となった。

「外国人」とは誰だろう?
「国語」「KOKUGO」「日本語」とは何だろう?

言葉を書き、話す、楽しさと戸惑い。
アイデンティティ、歴史、境界線。
改めて考える。

『世界の半分、女子アクティビストになる』(晶文社)

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ケイリン・リッチ 著/寺西のぶ子 訳
『世界の半分、女子アクティビストになる』(晶文社)


世界の半分、女子アクティビストになる [ ケイリン・リッチ ]

いつの時代にも、先頭に立って差別や不平等に抵抗してきた女子がいた。
それは、自分たちが声を上げなければ、代わりにやってくれる人がいなかったからだ。

世の中黙っていたら何も変わらない。どんどん悪くなる。

でもだからと言って、一人で動くのはなかなか大変だ。
だから助け合おう。団結しよう。大きな力を作り出そう。

オンラインの署名活動のやり方、理念を貫くための募金の方法、プレス対応など、あらゆることが書いてある。

変化を起こすためのロードマップ。

世界の半分は女子。
この世界を変えるのは女子だ。

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5/17#じゅん散歩 で、谷中キッテ通りが紹介されました。

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谷中キッテ通りが、本日のじゅん散歩で紹介されました〓

ひるねこBOOKS、DEN-WORKS、日本郵便趣味協会を中心に巡ってくださいました〓
高田純次さん、ありがとうございました!

谷根千散策の際には、ぜひキッテ通りにも足を延ばしてくださいね。

HP〓️ http://kittedori.com/
Facebook〓️ https://www.facebook.com/yanakakittedori/
Twitter〓️ https://twitter.com/kittedori2017

取材のご依頼も大歓迎です。
まずは当店までお問い合わせください。

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『普通の人々』(スイッチパブリッシング)

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『普通の人々』(スイッチパブリッシング)


普通の人々 [ 谷川俊太郎 ]

60名以上の人物が交差する、どこか奇妙な「日常」の姿。

「通り過ぎていくのは私の知らない人たちだが、その一人一人に同じ人間、もしくは生きものとしての親近感を感じて、私は勝手に名前をつけ、その人たちの生活の断片を想像してみたりする」
(あとがきより)

なんとも味わい深く、不思議な余韻が残る。

谷川俊太郎氏、新作書き下ろし詩集。

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『猫と藤田嗣治』 (エクスナレッジ)

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内呂博之 監修/浦島茂世 文/荒堀みのり ネコ研究者
『猫と藤田嗣治』 (エクスナレッジ)


猫と藤田嗣治 [ 内呂博之 ]

藤田と言えば、猫。それは切っても切れない間柄。

初めてフランスに渡ってから7年ほど経った1920年ごろに描き始め、それ以来いつも傍らにいて、また描き続けた。

裸婦画や肖像画、パリの風景から隠れた名作まで。

主役の時も、脇役の時も、猫には確かな存在感が宿っている。


藤田の猫にまつわる作品を集めた本書。

単なる作品紹介に止まらず、ネコ研究者による猫の解説も。
それぞれの絵の中で、猫は何を想い、どんな役割を果たしているのか。

芸術の本としても存分に楽しめるし、純粋に猫の本としても興味をそそる。

にゃんと楽しく、あたらしいことか。

『幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語』(創元社)

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前田まゆみ
『幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語』(創元社)


幸せを引き寄せる 月の満ちかけ物語 [ 前田 まゆみ ]

ふと夜空を見上げると、浮かぶ月の美しさに息を呑むことがある。

満ちていく月、かけていく月。その月齢ごとに呼び名があり、物語がある。
可愛らしいイラストと共に、その過程を楽しみたい。

後半の「月のノート」では、月の誕生や潮の満ち引きについて、満ちかけカレンダーも。

月を眺めるという行為がさらに楽しく、奥深くなる。

自分の心の中に、そして誰かと語り合う夜に。

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『私が30代になった』(タバブックス)

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イ・ラン 著/中村友紀、廣川毅 訳
『私が30代になった』(タバブックス)


私が30代になった [ イ・ラン ]

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仕事、お金、友情、カバンの中身。

韓国のアーティスト、イ・ランが描く、リアルな30代女性の日常の一コマ。

時に笑い、時に切なく。
30代になる人、まっただ中の人、そして通りすぎた人へ。
人生に読点を打つように、ほっと一息つかせてくれる。

韓国で大人気のコミックエッセイに、あらたに描き下ろし漫画を収録した日本版。

原書そのままに置かれたハングルが可愛く、良い味を出している。


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イ・ラン

1986年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。
16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』『ゆとり』、コミック『イ・ラン4コマ漫画』『私が30代になった』(すべて原題)、アルバム『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』を発表(2016年、スウィート・ドリームス・プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017年の第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。授賞式では、スピーチの最中にトロフィーをオークションにかけ、50万ウォンで売ったことが話題となった。2018年、エッセイ『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)発売。

『かがくのとものもと』(福音館書店)

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『かがくのとものもと』(福音館書店)


かがくのとものもと 月刊科学絵本「かがくのとも」の50年 (福音館の単行本) [ かがくのとも編集部 ]

50年、601作品。

世界初の月刊科学絵本「かがくのとも」は、日本の子どもたちに本物の〈かがく〉を伝えてきた。

人間、どうぶつ、気象、あそび、仕事…。
およそあらゆることが網羅され、そしてそれらはとんでもなく面白い。

物事を見つめ、深く考える。
そして楽しむこと。

決定版にして、永久保存版。

『ねこのずかん』(白泉社)

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大森裕子 作/今泉忠明 監修
『ねこのずかん』(白泉社)


ねこのずかん [ 大森裕子 ]

猫と仲良くなりたいかい?それなら会いに行こう!

猫の特徴から、その顔と体、脚やしっぽ、さらに猫語まで。
猫の一生や遊び方まで網羅され、もうこれ一冊で猫のことが丸わかり。

ここまで詳しく描かれた絵本はなかなか無い。
開いてキャッと驚くほどの情報量に、猫愛が溢れる。

『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)

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ニナ・マクローリン (著), 宮﨑真紀 (翻訳)
『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)


彼女が大工になった理由 [ ニナ・マクローリン ]

「私がパソコンの前で背中を丸めながら考えていたのは、ここを出ていこう、ただそれだけだった。」

ボストンの新聞社で働いていた著者のニナ。かつては天職とさえ感じていた記者の仕事は、年齢が上がるに連れその内容は変化し、関わる媒体も紙からウェブへと変容していった。

いつからか、愛し、誇りに思っていた自分の仕事に幻滅し、何かもっと実体のあるものを相手にしたい、手を使って仕事がしたいと感じていた彼女。

覚悟を決めて退職したものの、後悔の日々を送るニナの目に止まったのは、大工見習いの募集だった――。


「同じ作業のくり返しや、泳ぎにでも行った方がましだと思える暇な時間。誇りに思える大好きな仕事であっても、それは避けられないし、天職と悟った仕事でさえ当然のことだ。でも、そういう無意味な時間が積み重なっていくと、それが心を蝕み、脳みその隙間に忍び込んできて大声で叫びはじめ、とても無視できなくなるのだ」

「目覚めているあいだはたいていパソコンの画面の前でクリックしているようになって何年かすると、自分が椅子の上にのったただの肉のかたまりになってしまったことに気づいた。肉体がデスクの前にあるという物理的な事実があるだけで、心はクラッカーのように乾燥していた。」

「ここを抜け出さなくちゃと、何ヶ月も考えていた。でも、なじみ深いルーティンや健康保険がなかなか手放せず、それ以上に、会社に忠義心があった。だから、そのまま辞めずにスクロールとクリックをひたすら続けていた。第一、次に何をすればいい?私に何ができる?」


知識も経験も全く無いまま、ただ好奇心と情熱で飛び込んだ「大工」の世界。

女性の大工がわずか2.4%しかいないという場所で、彼女の目に映るものとは?

『日本人にとって聖地とは何か』(東京書籍)

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内田樹、釈徹宗、茂木健一郎、高島幸次、植島啓司
『日本人にとって聖地とは何か』(東京書籍)


日本人にとって聖地とは何か [ 内田 樹 ]

日常で使われる「聖地巡礼」という言葉。

それは文字通りの宗教的な意味を持つこともあるし、アニメや漫画などの作品において、物語の舞台やモデルとなった場所を巡ることを意味する場合もある。

では、その“聖”とは、一体何で、そこはどこなのか。

斎場御嶽や伊勢神宮といった、大多数に認められたパブリックな聖地と、もっと個人に近い、センチメンタルでプライベートな聖地、が確かにある。

そしてその間にはグラデーションのように、“聖”の意味するものが広がっている。

脳科学、歴史学、宗教人類学など、様々な視点から探る、日本人と聖地。

『どうぶつたちのナンセンス絵本』(アノニマ・スタジオ)

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マリー・ホール・エッツ 詩・絵/こみやゆう 訳
『どうぶつたちのナンセンス絵本』(アノニマ・スタジオ)


どうぶつたちのナンセンス絵本 [ マリー・ホール・エッツ ]

ママを食べちゃったワニ、お勉強するカバ、牙を抜かれるイボイノシシ。

彼らはある時は動物園にいて、そしてまたある時は自由を謳歌している。

詩のようなファンタジー小説のような、不思議な読後感。

マリー・ホール・エッツ未邦訳作品の初翻訳。

コミカル且つユーモラス、それでいてシュール。
動物たち、そして人間たちの動きや表情が、なんとも言えず惹きつける。

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『フィンランド語は猫の言葉』(角川文庫)

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稲垣美晴
『フィンランド語は猫の言葉』(角川文庫)


フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫) [ 稲垣 美晴 ]


私たちにとっても、現在ではすっかりお馴染みとなった「北欧」の国々。

お洒落なインテリア、可愛らしい雑貨、「ムーミン」や「ピッピ」などを始めとする絵本や児童文学。その他、建築や映画、ファッションなど、多岐にわたって日本にも影響を与えています。

とは言え、今のように北欧に関する情報が充実し始めたのはごく最近になってから。

北欧に関する正確な情報はおろか、まともな辞書さえなかった1970年代末に、単身フィンランドへと渡った著者「ミハル」さん。

猫の鳴き声に似た謎の言葉や、思わず面食らってしまうような理解不能の文化の中をたくましく生き抜いた、抱腹絶倒の留学エッセイがこちら。

名著中の名著が、装いも新たに復刊されました。

これを読まねば「北欧」は語れません。のみならず、海外への留学や移住を考えている人であれば、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

『しあわせしりとり』(ミシマ社)

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益田ミリ
『しあわせしりとり』(ミシマ社)


しあわせしりとり [ 益田ミリ ]

幼い頃の思い出や現在の生活、そして将来。
人生はしりとりのように繋がっていく。

〜〜
しりとりで負ける人が好きだ。「めろん」と言いかけて、「ん」で終わることに途中で気づき変更しようとしたものの、結局「めろんぱん」で負けてしまったオトナをわたしは知っている。おおらかだ。素敵すぎる。しりとりで負けないうちは人間まだまだという気さえする。
〜〜

この言葉に、思わず肩の力が抜ける。

益田ミリさんの絵や文章は、ほのぼのとしていて、すっと胸に沁みるのに、でも必ず心のどこかをチクっと刺激して、だからいつ読んでも本当に心地良い。

何かあったとき、なんでもないとき、ゆっくりページをめくりたい。

『ふだんづかいの倫理学』(晶文社)

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平尾 昌宏
『ふだんづかいの倫理学』(晶文社)


ふだんづかいの倫理学 (犀の教室) [ 平尾昌宏 ]

目に見えず、当たり前にあって、まるで空気のよう。
だが倫理が無いと、経済も政治も科学も成り立たない。

「あなたが知事で、1億円の賄賂を持ちかけられたら?」
「婚約者が重い病気になったらどうする?」
という問いから始まり、『デスノート』や『ワンピース』、さらに「逃げ恥」まで。

倫理や道徳について、縦横無尽・自由奔放に語り尽くす。

これは本当に面白い。

肩肘張らず(むしろ力が抜けすぎなくらいに)、スルスル読める倫理学。