『自由思考』(河出書房新社)

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中村文則
『自由思考』(河出書房新社)


自由思考 [ 中村 文則 ]

子どもの頃の思い出から、ドストエフスキー、出版業界、政治の話題。

軽やか且つ率直な文体で綴られるエッセイからは、日常の些細なことを面白がるユーモアと、この国で生きてゆく困難さが伝わってくる。
そして勇気と強さをもらえる。

思考も表現も、限りなく自由でいたい。

ベストセラー作家・17年の「思考回路」。
作家たる者、斯くあるべしといった風情とキレ味。

『で、オリンピックやめませんか?』(亜紀書房)

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天野恵一、鵜飼哲 編
『で、オリンピックやめませんか?』(亜紀書房)


で、オリンピックやめませんか? [ 天野 恵一 ]

膨大なコスト、自然破壊、健康リスク、ワイロ、ボランティア搾取、ナショナリズム、優生思想……。
18の視点からの「NO五輪」。

単なる感情論ではない、この真摯な提言は、よほど鈍感な人、私腹を肥やす人以外には届くでしょう。

まさか「これで日本が元気になる!」なんて、本気で思っていないですよね?

各新聞社を始めとするスポンサーや関係者、忖度もほどほどにしてくださいね。
期間中、あるいは大会後に生じるあらゆる事態の責任も必ず取ってくださいね。

そして、これは決してTOKYOだけの問題ではありません。
「平和の祭典」のはずだったオリンピックは、どうしてこうも汚されたのか?
なぜ「純粋な」スポーツの大会ではなくなってしまったのでしょうか?

一生懸命努力しているアスリートたちを応援するのとは別の次元で、ダメなものはダメと言い続けなくてはいけない。
批判をしなくてないけない。
それは選手を、応援している人々を、結果的には守ることになるのだから。

で、本当にやるの?

『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)

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石橋毅史
『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)


本屋がアジアをつなぐ 自由を支える者たち [ 石橋 毅史 ]

韓国、台湾、香港。
東アジアにかつて存在した本屋、新しく立ち上がった本屋たちは、常に言論や表現の自由と向き合い、闘ってきた。

何を売り、何を置かないのか。それは正に未来そのものだ。
政治や社会問題に、本屋の役割が無いはずがない。

私たちは本の中身だけを売っているのではない。
その向こうにある自由を支え、未来を繋いでいるのだ。


あいちトリエンナーレ、日韓関係、香港のデモ。
日々悪い方に更新される国内政治、先行きの見えない外交問題。

この混迷の時代に、日本の“一介の本屋”ができることは。
私たちは、どんな旗を立てることができるだろうか。

「町なかの党外人士」という言葉が胸を突く。

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『角野栄子 エブリデイマジック』(平凡社)

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角野栄子
『角野栄子 エブリデイマジック』(平凡社)


角野栄子 エブリデイマジック (コロナ・ブックス コロナ・ブックス) [ 角野 栄子 ]

「魔女の宅急便」「おばけのアッチ」…彼女の魔法の源は、どこにあるのだろう。

鎌倉での暮らし、好きなもの、海外旅行のメモやスケッチ、俳句、好きな本のリストなど。

秘密のスパイスを調合するように、彼女の色々が融けていく。

私たちは、まだまだ幸せな魔法にかかりそう。

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『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです 増補版』(ちくま文庫)

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服部みれい 著
『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです 増補版』(ちくま文庫)


わたしの中の自然に目覚めて生きるのです 増補版 (ちくま文庫 はー45-4) [ 服部 みれい ]

単行本発売から5年。
みれいさん自身が移住した美濃で学んだこと、感じたことも盛り込んで、新たな御守りができました。

自然は無邪気、そして愛。

自然とつながり心も身体も緩めれば、新しい時代もあなたらしく生きやすい。

呼吸のこと、美しさのこと、恋愛や人間関係、仕事やメディアのこと。

悩んだり迷ったりした時に、まずは深呼吸をしてこの本を開いてみましょう。

そこにはきっと、より良い暮らしの知恵とヒントがあります。

自然からのメッセージを受け取れば、自分の内側にある自然にも気づけるはず。

【リトルプレス】yumi kitagishi × kie pinoko「ネコの12かげつ」

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【リトルプレス】yumi kitagishi × kie pinoko「ネコの12かげつ」の取り扱いをはじめました。

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イラストレーターの北岸由美さんが、kie pinokoさんとコラボレーションした小さなおはなし絵本。

1月から12月まで、季節ごとのネコたちのくらしをそっとのぞくようなストーリー。

カレンダーのように飾って楽しむこともできますが、ページをめくって、前の季節を思い出したり、次の季節に思いを馳せたり。

ネコたちの物語に自分を重ね合わせてみましょう。

そろそろ衣替えの時期だけど、準備はOK?
あの時行った場所、楽しかったね。
あ、まだ飾り付けの用意をしてなかった!

二人のイラストはそれぞれに魅力的で、お互いを引き立てあっています。

日本語、英語の両方で読むことができるので、英語や日本語を勉強中の方にもおすすめです。
もちろんプレゼントにも。

サイン、シリアルナンバー入り。

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サイズ:18cm×18cm
14ページ
おはなし:kie pinoko
え:kie pinoko(5月、6月)yumi kitagishi(1〜4月、6〜7月、9〜12月)

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『北欧4か国旅行会話』(三省堂)

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森 百合子 監修、三省堂編修所 編集
『北欧4か国旅行会話』(三省堂)


北欧4か国旅行会話 フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語 [ 森 百合子 ]

ことばは文化の基本。
北欧に少しでも興味をもったなら、現地のことばを知りたくなるのは自然なことです。

北欧の国々をめぐる旅にぴったりの、北欧4言語対照の会話集が発売されました。

スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語は似ていると言われますが、その微妙な違いもわかりやすく解説。
さらに英語も併記されていて安心です。

場面別・見開き単位の構成で、その時々で知りたいフレーズが探しやすい。

各言語の翻訳者による無料音声付き(ウェブで聞けます)なので、耳からもしっかり学べます。

監修の森百合子さんによるコラムも必見です。

近々旅行の予定がある方も、いつか行きたいと思っている方も、
北欧に関心がある人には、一家に一冊をおすすめします!

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「petit main」サイト〈8月のおすすめ絵本〉更新されました。

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子ども服ブランド petit main での絵本紹介、8月分が更新されました。

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今月は
『すいかくんがね・・』(童心社)
『なつのびっくりマジック!』 (教育画劇)
『ねむいねむいねずみとおばけたち』(PHP研究所)

の3点です。

よろしければご覧ください。

http://petitmain.jp/diaries/8%e6%9c%88%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e7%b5%b5%e6%9c%ac

『これからの暮らし計画』(大和書房)

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柳沢小実 著
『これからの暮らし計画』(大和書房)


これからの暮らし計画 今を満たして、明日に備える工夫 [ 柳沢 小実 ]

先が見えない時代でも、明日はやってくるし、人生も続いていく。
ならば、明日の自分へは良いバトンを渡したい。

「1000円台の楽しみを持つ」、「罪悪感のないインスタント」、「日常にユーモアを」。

等身大の姿を受け入れ、できるところから少しずつ。

“丁寧な暮らし”の、一歩先。

「ま、いいか」は魔法の言葉。

『あなたがおとなになったとき』(講談社)

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湯本香樹実 文、はたこうしろう 著
『あなたがおとなになったとき』(講談社)


あなたがおとなになったとき (講談社の創作絵本) [ 湯本 香樹実 ]

あなたがおとなになったとき

どんな歌がすきだろう

空はおなじ青さだろうか

いちばん手にとりやすいところにあるのはなんの本だろう

せかいじゅうのなみだのりょうは すこしへっているだろうか


夢や希望、悩みや不安。
新たな世界への扉の前に立つ子どもたちへのメッセージ。

そしてそれは同時に、「その時」にはいないかもしれない私たち大人への問いかけでもあるように思う。

『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)

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まはら三桃 著
『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)


思いはいのり、言葉はつばさ [ まはら 三桃 ]

チャオミンが友達のジュアヌに見せてもらったハンカチには、不思議な模様のようなものが刺繍されていた。

それは中国・湖南省で、文字を習うことのできなかった女性たちが伝承してきた文字「女書」(ニュウシュ)だった。

可憐な美しさの裏にあるのは、女性たちの辛苦と、誰かに思いを伝えたいという熱情。

表現の欲求を他者が止めることはできない。
そして、大切なものは必ず残り、揺るぎがない。

言葉には、芸術には、自由という名の翼が生えている。

『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)

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ニケシュ・シュクラ 編、栢木清吾 訳
『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社)


よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語 [ ニケシュ・シュクラ ]

「私たちが(中略)人びとの意識の中の一線を越えて「よい移民」になるまで、社会は私たちを「わるい移民」−−仕事泥棒、福祉手当にたかるやつら、ガールフレンドを盗む連中、難民−−とみなしてくる。」

本書に綴られているのは、イギリスで生まれた移民2世・3世である21名の言葉。ある人は作家であり、またある人はクリエイター。英国社会で「活躍」する、「著名」な人びとだ。


偏見、差別。暴力、格差。
ただ肌の色が違う、「有色人」であるというだけで受ける、批判的な態度と、非難の眼差し。

彼らの文章には、それに対する戸惑いや怒り、不安や悲しみがありありと描かれている。

なぜ白人以外の人びとは、常に誰かの目を意識し、「白人と同じだけのことができる」ことを証明し、イメージを払拭するために「よく」あろうとしなくてはいけないのだろうか。

そしてその振る舞いの結果、得られるものとは?

本書の末尾〈感謝知らずの国〉には、次のような一節がある。


「私たちがここで生まれたとしても、未だにゲストとして見られており、私たちが社会的に受け入れられるのは、私たちの行動が最上のものである場合のみとされているようなのだ。」


「よい」移民とはつまり、誰かにとって「都合のよい」移民ということではないだろうか?

だとしたら、それはとても哀しく、恐ろしいことだ。

そしてこれは何もイギリスに限った話ではない。


アメリカを始め、世界中で自国第一主義の風が吹き荒れ、移民排斥を掲げる政党がその勢力を伸ばしている。

自分たちとそれ以外、味方と敵に分断し、利益をもたらすものや従うものは仲間に引き入れ、そうでない場合には攻撃し、身内の中で相手への憎悪を煽る。

日本の国内で行われていること−−それは政治であったり、労働問題であったり、女性の権利に関することであったり−−もそう。

そして今まさに韓国との間で生じている問題も、根は同じことだ。隣国を攻撃することで溜飲を下げる人びとの支持を得るため、この国の政府はまるで幼稚な言動を繰り返している。


ヘイトスピーチ、入管での非人道的な行い、外国人留学生が置かれる劣悪な環境。

来年にはオリンピック・パラリンピックが開催される「文明国」とは到底思えないような、悲惨な状況。

そんな国にいて、私たちには一体何ができるだろうか。
あまりの絶望感に、「うんざり」する気持ちになるのもわかる。

ただ少なくとも、「嫌なら帰れ」という下劣な物言いに対して、はっきりとNOを突きつけること。

そしてそんな思考の持ち主を退場させること。

一度に全てを変えるのは難しくとも、少しずつ動かすことはできるはず。


私たちが守らねばならないのは、空っぽの「国」よりも、血の通った人間だ。

そこに肌の色、生まれた場所は関係ない。

『丘のうえの いっぽんの木に』(童心社)

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今森光彦 作
『丘のうえのいっぽんの木に』(童心社)


丘のうえの いっぽんの木に (絵本・こどものひろば) [ 今森 光彦 ]

小さな丘に、一本のエノキが立っていました。

春、落ち葉の下で眠っていたオオムラサキの幼虫が目を覚ましました。
「よいしょ、よいしょ」何日もかけて幹をのぼり、美味しそうな葉っぱをめざします。

やがて丸々太った幼虫はサナギになり、ついに紫色の羽をもつ立派なチョウになりました。


鳥や昆虫、カエルなど、様々な生き物の拠り所であるエノキの木。

春の目覚めから冬に再び眠るまで、1年間の季節の移り変わりを、オオムラサキを主人公にして描きます。

開発とともに姿を消しつつある「里山」。そこでは無数の命が生まれ、育まれています。
作者の今森光彦氏は、写真家や切り紙作家としての仕事と並行して、里山の復元をテーマに活動を続けてきました。

美しい切り紙で表現された生き物や植物、その繊細な線の一本一本が、私たちが守り、繋いでいかなくてはならない命の糸であるように感じられます。

エノキのまわりでは、今この瞬間にも、新たな物語が紡がれているはずです。





『ほんのなかのほんのなかのほん』(くもん出版)

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ジュリアン・ベール さく、シモン・バイイ え、木坂涼 訳
『ほんのなかのほんのなかのほん』(くもん出版)


ほんのなかのほんのなかのほん [ ジュリアン・ベール ]

なんていい天気!空は青く澄んで、お出かけ日和です。せっかく海水浴に来たのですが、ごはんの後、パパとママはのんびりお昼寝。

「ちぇ、つまんないのぉ」
トムくんが探検に出かけると、一冊の本が落ちていました。開いてみると……。

実際に2冊の本が綴じこまれた絵本。これは夢?それとも?
物語の、さらに奥深くまで入り込む楽しさ。

『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』(岩崎書店)

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二宮由紀子 作、牧野千穂 絵
『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』(岩崎書店)


ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん [ 二宮由紀子 ]

チュチュがピアノの練習をしていると、とかげのウィルフレッドがやってきました。
「へったくそ」。「だって、ピアノなんて、ひくの、けさが はじめてなんだもん」。

それから二人は、産まれたばかりのスプーンのあかちゃんに会いに行きました。

スプーンの家は既にお客さんでいっぱいです。
そして奥の部屋で待っていたのは……。

チュチュの動きや言葉のおかしさと言ったら。
もう、「可愛い」以外の言葉が出ません。

二宮さん牧野さんのコンビで、期待を裏切るわけはありませんね。

どうぞ虜になってください。
魅了されてください。

ポストカード付き。

『ストーリー・オブ・マイ・キャリア 「赤毛のアン」が生まれるまで』(柏書房)

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ルーシー・モード・モンゴメリ 著、水谷利美 訳
『ストーリー・オブ・マイ・キャリア 「赤毛のアン」が生まれるまで』(柏書房)


ストーリー・オブ・マイ・キャリア「赤毛のアン」が生まれるまで [ ルーシー・モード・モンゴメリ ]

プリンス・エドワード島での生活、創作のこと、新聞記者の仕事について。

名作「赤毛のアン」を生んだモンゴメリ唯一の自伝的エッセイは、100年前の一人の働く女性の履歴書でもある。

「本を書こう。書きたいものはある。あとは一冊の本に足る長さに広げるだけでいいんだわ。」

少女はいかにして世界的作家になったのか。

「道の途上で悩みもがいている人たち」への励ましとして書かれた文章は、荒削りながらも、次に進む勇気をくれる。