『日本のZINEについて知ってることすべて』(誠文堂新光社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ばるぼら、野中モモ‎  編・著
『日本のZINEについて知ってることすべて  同人誌、ミニコミ、リトルプレス―自主制作出版史1960~2010年代』



日本のZINEについて知ってることすべて 同人誌、ミニコミ、リトルプレスー自主制作出版史1960〜2010年代 [ ばるぼら ]


ZINEとは何か。
それを一言で表すのはなかなか難しいかもしれません。

同人誌、ミニコミ、リトルプレス……様々な名前で呼ばれてきた、自主制作の冊子や雑誌。
それらを総称してZINEと呼ぶのが、ここ数年の傾向のようです。

アート、音楽、写真、漫画。
おカタイ文芸から、アダルトな読み物まで。
単なる個人の記録もあれば、企業が戦略を重ねたPR誌もあります。

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本書は、これまで国内で制作されてきたこれらのZINEを総括するという初の試み。
この世界に造詣の深い方々による、なんとも贅沢なZINEの考察です。
年代やジャンル・テーマごとに分類された作品の数々は、まさに圧巻の一言。
貴重なインタビューや資料、年表なども付されていて、日本におけるZINE史の決定版と言えます。

作り手の数だけZINEが生まれ、読み手の数だけその世界が広まり、深まってゆく。

何千何万と流通する一般の書籍と比べれば、その範囲には限りがあるかもしれません。
しかし、いえだからこそ、そこからは作り手の熱量がダイレクトに伝わってきます。
ただひたすら好きなものを表現したい、誰かに届けたい。自分のことを知ってほしい。
製作の動機は様々でも、そこには経済性やマーケティングなどひとっ飛びに飛び越えるだけの確かな力が存在します。


誰もが発信者であり、表現者である今。
ZINEの世界はますます伸びやかに広がってゆくでしょう。
新たな表現に挑んでいきたいと考えている方はもちろん、広く出版に関わる方にはぜひ手にとっていただきたい1冊です。


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http://hiruneko.thebase.in/items/8951142


『ほしをさがしに』(講談社)

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楽しみにしていた絵本が届きました。

しもかわら ゆみ・作
『ほしをさがしに』(講談社)


ほしをさがしに (講談社の創作絵本) [ しもかわら ゆみ ]


冬の夜、ねずみは流れ星を見つけます。

「ながれぼしは ねがいを かなえてくれるんだよ」
そう教えてくれたのは、もぐらでした。
ふたりでいつも遊ぶくらい仲良しだったのに、
雪が降ってからはずっと会っていません。

「おちてきた ほしを みつけて ねがいを かなえてもらおう」

次の朝、外に出てみると、雪の上には見たことのない足あとが。
「きっと ながれぼしだ。」

その足あとを辿ってゆくと、りすやうさぎ、きつねやたぬきに出会います。
みんな流れ星の行方に興味津々。
追いかけた先で出会ったのは……。


「第7回KFS絵本グランプリ」受賞作品、待望の復刊です。

しもかわらさんの描く動物の、暖かな優しさ。
その繊細な毛並みから、驚くほどの質感が伝わってきます。
そしてその瞳に宿る光は、こちらを惹きつけて止みません。


以前、銀座での展示の際にご挨拶したのですが、
当店でも何か企画したいと思っています。
どうぞお楽しみに。

『2ひきのねこ』

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『2ひきのねこ』(ブロンズ新社)


2ひきのねこ [ 宇野亞喜良 ]


入荷のダンボール箱を開くとすぐにページをめくってそのまま読み始め、
そしてもう、こみ上げるものを抑え切れませんでした。今もまだ震えています。


ぼくと ももちゃんは いつも いっしょ。

のびをして、昼寝して。歌う。手を繋いで走る。
3時に時計がボーンボーンと鳴ると、
ももちゃんは、ぼくの名前を呼ぶ。
「あっ ボンボン!」

ももちゃんもぼくも、木の上が好き。

きのうえは ふたりのふね。
ふたりで どこへだって いける。

こんな幸せな日々が、ずっとずっと続くと思ってた。
でもある時……。

「かみさま どうか ぼくから ももちゃんを とりあげないでください」


もう、もう、胸がいっぱいです。
宇野亞喜良さんの絵が、あらゆる感情を揺さぶり、離しません。

http://hiruneko.thebase.in/items/8922981

『なぞなぞアンデルセン』(偕成社)

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なぞなぞ・石津ちひろ 絵・南塚直子
『なぞなぞアンデルセン』(偕成社)


なぞなぞアンデルセン (なぞなぞえほん) [ 石津ちひろ ]

「おやゆびひめ」「にんぎょひめ」「はだかのおうさま」など、
誰もが知っているアンデルセンの名作がなぞなぞになりました。

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「みにくいアヒルのこ」

せなかを くるんと まるめたり
のどを ごろごろ ならせることを
アヒルの こに じまんしてばかり
さて いったい だあれ?

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「マッチうりのしょうじょ」

おんなのこが おかあさんから
もらった たいせつなもの
だけど あまりに おおきくて
すぽんと ぬげて なくしてしまった
さて いったい なあに?

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いかがでしょうか?
これらはまだ簡単な方なのですが、中には「そんなのわかりません!」と降参したくなるものも。

「ちいさいイーダのはな」の中で、〈パーティでピアノを見事に奏でる素敵な香りの誰かさん〉、わかりますか?
でも、安心してください。実は絵の中に答えが隠されているんです。


有名作品が多いとはいえ、意外と内容は細かく憶えていないもの。
ここに出てくる50個のなぞなぞに答えていけば、改めてアンデルセンの作品に出会い直すことができそうです。

もちろんアンデルセン通の方は、絵を見ずに答えてみるのも楽しいかもしれません。

でも南塚直子さんのイラストは、アンデルセンの世界にぴったり。
答え合わせが終わった後は、ぜひじっくりその絵を眺めてみてくださいね。


ちなみに上の2つの答えは「ねこ」「くつ」でした。

池田浩明・編『パンソロジー パンをめぐるはなし』(平凡社)

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パンって、無性に食べたくなる時がありますよね。
日頃、あまり小麦を食べ過ぎないよう気をつけてはいるのですが、ついつい。
谷根千には美味しいパン屋さんが多いので誘惑に負けてしまうのです。。

パン好きさんにオススメなのがこちらです。

池田浩明・編『パンソロジー パンをめぐるはなし』(平凡社)


パンソロジー パンをめぐるはなし [ 池田 浩明 ]

小説、エッセイ、絵本や児童文学。
古今東西の様々な文章から、パンにまつわる名文を選りすぐったのがこちら。

正岡子規や夏目漱石から、ウディ・アレン、ルイス・キャロル、川上弘美、辺見庸など、とにかくその顔ぶれの幅広さ。今も昔も世界中でいかにパンが愛され、モチーフとされているのかがよくわかります。

そしてその国・時代におけるパンの立ち位置のようなものも感じられます。
「パンの耳」というタイトルがついた文章は、ズバリ「パンの耳をどうするか」問題。
大抵の人が「耳がなかったらいいのにな」と思っていた時代があったなんて信じられません!耳が、耳が好きなのに!(すみません、興奮しました)
築地の喫茶店では「耳ありにジャムね」「耳二つ落としバターね」「耳三つ落としダブルバターね」とお客さんが注文していたのだとか。三つ落としって。。
〈一片だけはどうしてもふり払うことができなかった男の悲しみと愛情〉

本書の特徴は、著者名や作品名が文章の最後に置かれていること(もちろん目次には書いてあります)。
ですので、パッと開いて気になったタイトルのところから読み始めると、これが一体どの時代のなんという作家が書いた文章なのかが判然とせず、奇妙なトリップ感に浸ることができます。読んだことのある文章に出くわした時の驚き、これはあの作者かなという推理が当たった時の喜び。様々な読み方・楽しみ方ができる1冊です。


編者の池田さんは、パンの研究所「パンラボ」主宰。
まさにパン好きの、パン好きによる、パン好きのためのアンソロジー。

パンと同じように、柔らかい文から硬い文、甘い話から涙混じりのしょっぱい話までしっかり噛み締めて味わいたい。

ウニを添えるだとか、ピーナツバターにトマトを載せるだとか、じゃがいものサラダのサンドだとか。
う〜ん、もうたまりません!

まんまと罠にはまって、今から明日のパンのことを考えています。

『北欧おみやげ手帖 12年間の「これ、買ってよかった」』(主婦の友社)

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お待たせしました!
本日発売です!!

森百合子『北欧おみやげ手帖 12年間の「これ、買ってよかった」』(主婦の友社)

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北欧に関する情報を日々発信している、〈北欧BOOK〉代表の森百合子さん。
ガイドブックやカフェ紹介、北欧流のおもてなしなど、これまでも数多くの北欧本を刊行されていますが、今回のテーマはズバリ「おみやげ」。

フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー。
森さんが12年間の北欧旅で集めたおみやげたちを紹介する、まさに北欧ファン必携の手帖です。

☆自分のための、憧れみやげ
☆街を歩いてみつけた物
☆食いしん坊に捧ぐ
☆ビンテージの魅力

の4章構成で、それぞれに印象的なおみやげたちが紹介されているのですが、
まず最初の「アールトの花器」を見た瞬間、すぐさまこの本の虜になりました。
その美しい佇まいは形容のしようが無いほど。
確かなモノを見抜く森さんの目と抜群のセンス、そして北欧らしい暮らしがここに象徴されているように感じます。

マリメッコやリサ・ラーソンの置物などお馴染みのブランド・デザイナーのアイテムはもちろんですが、蚤の市で手に入れた可愛らしい缶や雑誌、さらにマッチ箱や切手、スナックや調味料なども。
12年間通い続けている彼女だからこそ紹介できる品々が並びます。

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この本が魅力的なのは、それらの品々をカタログ的に掲載するのではなく、
全て森さんの暮らしの中でどう生かされているのか、という視点で書かれているからです。
時にクスッとさせられる軽やかなエッセイは、憧れの北欧ライフスタイルを身近に感じさせてくれ、自分の生活にも取り入れたいという気持ちを駆り立てます。

一度に揃えるのは難しくても、何か1点“お気に入り”が部屋にあると、
それだけで暮らしが華やぎ、ちょっぴり豊かな気分を味わうことができます。
食器やかご、カードや小物。些細なことでも、やっぱり家で過ごす時間は特別です。
次に北欧を訪れる際には、その“お気に入り”を見つけたい。早くもそんな思いが溢れて止まりません。

ぜひこの本を片手に、素敵なおみやげに出会う旅へ出かけましょう。
今すぐ北欧に行く予定がなくても、「いつかこれを使いたい」「この部屋に飾りたい」
と思って眺めるだけでも充分に楽しめます。
その思いさえあれば、おみやげ探しの旅はもうそこからスタート。

自分だけの「おみやげ手帖」、作ってみたいですね。

☆WEBショップ⇨
http://hiruneko.thebase.in/items/8175840

『エミリ・ディキンスン家のネズミ』(みすず書房)

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『エミリ・ディキンスン家のネズミ』(みすず書房)
エリザベス・スパイアーズ 著 クレア・A・ニヴォラ 絵
長田 弘 訳


エミリ・ディキンスン家のネズミ  新装版 [ エリザベス・スパイアーズ ]


ある日始まった、エミリと白ねずみエマラインとの密やかな文通。
小さな隣人の目を通して見ると、偉大な詩人の人間味が感じられます。


私は誰でもない!――あなたは誰?
あなたもーー誰でもないーーのね?
二人は、おなじね!でも話しかけないで!
きっと追い出されるからーーわかってるでしょ?

(エミリ)

二人が紡ぐ言葉には、ユーモア、懊悩、希望など様々に。
長田弘さんの素晴らしい訳。
そしてエマラインがなんとも愛らしい。


重要なのは、わたしたちが考え、
わたしたちがペンで記すことばです。
重要なのは、わたしたちが感じ、
わたしたちが秘密にする感情です。
私がペンで記すのは、
わたしの頭のなかで渦巻くことばです。
それが詩?そうだったら詩は
心楽しい苦悩です!

(エマライン)

〈そこまで書いて、思わずやったと思いました。我ながらうっとりしたのは「心楽しい苦悩」という言いまわしです。どういう意味か、ちゃんとわかってもいなかったのに。このわたしが詩人だったなんて!〉


アメリカを代表する詩人エミリ・ディキンスンの姿を描いた小説であるとともに、詩人として目覚めていく小さなネズミの物語でもあります。
絵も言葉も美しく、何度も手にとって開いてしまいます。
ずっと手元に置いておきたい一冊。

『猫的な、あまりに猫的な 人間たちの心を猫にする“哲学猫”120の言葉』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

白取 春彦・著
『猫的な、あまりに猫的な 人間たちの心を猫にする“哲学猫"120の言葉』
(ディスカヴァー・トゥエンティワン)


猫的な、あまりに猫的な [ 白取 春彦 ]

哲学する猫ニャーチェ

1880年頃の生まれと推測されているが定かではない。
生まれた地についても不詳だが、ベルリン自由大学の東アジア文化研究施設として使用されている貴族の別荘に住んでいたとされる。

氏は古典文献学研究において、古代ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語、中世ドイツ語などを修得したという。
また同時に高地ドイツ語で短篇小説を数篇書き、教授からの単行本化の薦めがあったが、断ったそうだ。

そんな氏が残した膨大な原稿の中から選りすぐった箴言と警句。
最高の眠り、デレツンの勧め、真の快楽……。
私たちに必要な言葉が散りばめられている。

生きていくのにどうしても必要なものは、ごはんと愛撫。
あとのことはだいたい付け足しとか飾り。


読み終わえた私たちは、生涯にわたって氏の言葉を忘れることはないだろう。
例えばこんな具合だ。

「ごはんをくれるひとはすてきだ」

『ぞろりぞろりとやさいがね』(偕成社)『いっこ さんこ』(文溪堂)

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ハロウィンだからという訳ではありませんが、かぼちゃが表紙に出てくる絵本が2点入荷しています。

●ひろかわさえこ・作
『ぞろりぞろりとやさいがね』(偕成社)


ぞろりぞろりとやさいがね [ ひろかわさえこ ]

台所の片隅で古くなってしまった野菜たち。
月夜の晩、方々から集まった彼らは怒りの大集会を開きます。
「くやしい」「がまんできない」人間に仕返しをしようとしますが……。
表紙とタイトルから滲み出る怪しさがたまりません。
早速冷蔵庫をチェックしなくては。



●及川賢治/竹内繭子・作
『いっこ さんこ』(文溪堂)


いっこ さんこ [ 及川賢治 ]

いっこ、さんこ、いっこさんこ……。
シンプルな言葉の繰り返しとリズム、鮮やかな色遣い。数字と形の面白さ。
まさにこのコンビの魅力が凝縮された1冊です。
まるで魔法にかかったかのようについついページをめくりたくなる。
あかちゃん絵本の新定番になること間違いなしです。

『なくなりそうな世界のことば』(創元社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

吉岡 乾・著/西 淑・イラスト
『なくなりそうな世界のことば』(創元社)


なくなりそうな世界のことば [ 吉岡 乾 ]


当店でも好評だった、『翻訳できない世界のことば』『誰も知らない世界のことわざ』に続いて、また美しい言葉の本が刊行されました。


話者数35,000のサーミ語「スカーマ」(意味:太陽の出ない季節)など、
50の少数言語をその特徴的な単語と共に紹介しています。

アイルランド語の「ボハーントィーアハト」は、
〈気晴らしや噂話のために家を訪ねること〉

コリャーク語(ロシア・カムチャッカ語族)の「ウィヌクジュガージュトゥグル」は、
〈7月末から8月初めに種雄トナカイがしのを磨くときの暑さ〉

だそうです。

他にも
マテンゴ語「カランガ」(遠隔に呪いをかける)、
ワヒーゴ「プルデュユーヴン」(家畜に乳を出す気にさせる)
など、その言葉を使う人々の生活に密着した単語が次々に登場して、目から鱗が落ち、脳が揺さぶられます。


世界で話されている言葉はおよそ7,000にものぼるそう。
言語と文化は不可分で、私たちの物の見方は全てその「ことば」に規定されています。
日本語には「肩凝り」があるから肩が凝るのだという話を聞いたことがあるかもしれません。

言葉は世界を見るための窓です。
一体どれだけの窓があるのかと思うと気が遠くなりますが、常にその事実に思いを馳せることを忘れずに、窓を曇らせないようにしていたいですね。
違いを認識し、そこから理解を深めること。

言葉は無力ではありません。それどころか何にも勝る武器であり、道具であり、手段です。
対話を捨て去るのは、その能力と自信が無いことの表れ。
どんな困難な状況においても、対話を諦めてはなりません。

話をしましょう。
私たちには美しいことばがあるのだから。








猫絵本新入荷!『ゆめねこ』『サイモンは、ねこである。』『ぼくの ねこは どこ? 』

東京・谷中のひるねこBOOKSです。

猫絵本、新入荷です!

●真珠まりこ 作 絵 『ゆめねこ』(金の星社)


ゆめねこ [ 真珠 まりこ ]

ある夜、ねこがやってきた。
その目がくるくる回りだしたから、ぼくの目も一緒に回っちゃう。
鏡を見たらねこの耳!お母さん、どうしよう〜。
夢かはたまた現実か。しっぽが生えたり、声が「にゃー」になってしまったり。
ちょっぴり怖いけど楽しいだろうな。ゆめねこに会いたい。


●ガリア・バーンスタイン 作/ なかがわちひろ 訳
『サイモンは、ねこである。』(あすなろ書房)


サイモンは、ねこである。 [ ガーリア・バーンスタイン ]

こんなに笑える猫絵本は久しぶり!
「ぼくたち、にてますね」と言われた後の、ライオンやトラたちの表情といったら!
絵が本当に美しくて魅力的。
おれとお前はここも違う、あれも違う、と言っていたのに、気がつくと……
あれ?やっぱり似てる?


●ヘンリー・コール 作 絵
『ぼくの ねこは どこ? 』(岩崎書店)


ぼくの ねこは どこ? [ ヘンリー・コール ]

ぼくのねこがいなくなっちゃった!
少年と一緒に町にでますが、ねこは気ままに歩きまわるだけ。
あっ、こんなところに!と気づいても教えてあげられないのがもどかしいところ。
文章が無い絵本ながら、少年の心の揺れや、町の賑わいが伝わってきます。

『きみは ライオン!』『マスターさんとどうぶつえん』『くろくんとちいさいしろくん』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

新刊が続々入荷しています。
ぜひ覗きにいらしてくださいね。

●ユ・テウン 作 絵 /竹下文子 訳
『きみは ライオン!』(偕成社)


きみは ライオン! [ ユ・テウン ]

ライオンになったり、チョウになったり、ヘビになったり。
ヨガのポーズをすると動物気分が味わえる。
自由に伸びやかに、どこまでも想像が広がります。
個人的にはやっぱり「ひざついて りょうてもついて かおあげる こんどは あたまをさげて せなかをまるく!」
そう、猫になりたいです!


●アーノルド・ローベル 作 /こみやゆう 訳
『マスターさんとどうぶつえん』(好学社)


マスターさんとどうぶつえん [ アーノルド・ローベル ]

動物園が大好きで、動物達からも大変な好かれようのマスターさん。
それはもう、飼育係が耳を塞ぐほどの歓待ぶり!
ところが思いが強すぎて大騒動に。
ツッコミどころ満載ですがその愛らしさに全てを許してしまいます。
羨ましいけど羨ましくない、でもやっぱり羨ましい。
アーノルド・ローベルのデビュー作。


●なかやみわ さく え
『くろくんとちいさいしろくん』(童心社)


くろくんとちいさいしろくん (絵本・こどものひろば) [ なかや みわ ]

迷子になってしまったしろくんの仲間を探すため、クレヨンたちは力を合わせます!
シリーズの最初で「黒」であることを悩んでいたくろくんは、すっかりお兄さんになってしろくんを迎えました。
年上の仲間、そして周りの大人たち。
それぞれの個性と、共にあるための優しさ、思いやり、知恵と工夫。
8年ぶりのくろくん、おかえりなさい!

『「北欧、暮らしの道具店」店長のフィットする暮らし』(パイインターナショナル)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『「北欧、暮らしの道具店」店長のフィットする暮らし』(パイインターナショナル)


「北欧、暮らしの道具店」店長のフィットする暮らし [ 佐藤友子(株式会社クラシコム)+加藤郷子(編集) ]


まさに、当店で売らずしてどうするのかという一冊です。

家具やグリーン、お花の居場所から、買い物や子育て、仕事の話まで。
このジャンルの本にありがちな、ブランドの紹介や生活のアドバイスではなく、あくまで1人の女性の暮らしを通して見るからこその地続き感。
自分なりのルールを決めることで、決して無理はしない。でも自分や家族の気分が上がるような工夫は惜しまない。キメすぎるのではなく良い意味で力を抜いているから快適な暮らしを長く続けることができるのでしょう。

今や北欧関連の商品を販売するだけに止まらず、様々な暮らしまわりのグッズを取り扱い、充実したコラムなどで一メディアとしての存在感も増しつつある、「北欧、暮らしの道具店」。でもその要はやはり「北欧」にあるようです。


「“理想の暮らし=北欧の暮らし”と考えているわけではありません。北欧を旅してみて、自分にとって居心地いい暮らしを作ろうと試行錯誤している、北欧の人たちの姿勢に共感。そのとき、私自身の心の奥底にあった、理想の暮らしの核のようなものに気がついたんです」(p.36)


様々な職を転々とした佐藤店長が、どうやって現在の仕事にたどり着き、日々何を感じ、考え、運営しているのか。

北欧好き、インテリア好き必読なのはもちろんですが、仕事や生き方のヒントとしても読めそうな1冊です。

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『スイーツこねこ』(河出書房新社)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

生藤由美『スイーツこねこ』(河出書房新社)


スイーツこねこ [ 生藤 由美 ]

ある朝目を覚ますと、体が真っ赤ないちごのケーキになってしまっていたこねこたち。
でもお母さんは全然慌てません。

「あらそう とうとう おまえたちにも
 
 その時が きたのね」

そう言われても、こんな体ではケンカごっこもできないし、仰向けになってごろんちょすることもできません。
その上どういうわけか、どんどんお腹が空いてきました。

「ちょっとだけなら へいきだよ」

とうとう1匹が体を舐めてみると……。
そこには実はこねこの秘密が隠されていたのです!


『ゾッチャの日常』『ねこノート』で人気の猫漫画家・生藤由美さんが描いた初の絵本。

原画展はいよいよ明日9/22からです。
どうぞお楽しみに!

http://hirunekodou.seesaa.net/article/452577597.html?1505973091


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『こどもってね……』(きじとら出版)

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『こどもってね……』(きじとら出版)
ベアトリーチェ・アレマーニャ(著)/ みやがわえりこ(訳)


こどもってね…… [ ベアトリーチェ・アレマーニャ ]

いつか大人になる、ちいさなひとたち。
でもそれまではどんなにしたって自由なんだ。泣き虫でもわがままでも暴れんぼうでも。
見た目もココロも色々だ。

先に大人になった人ができることは、どんな子も安心して眠りにつけるよう見守ること。
だって僕らも小さかった。


こどものまわりには ちいさなものが たくさん。
ちいさなこどもに ぴったりな
ちいさなベッド ちいさなえほん
ちいさなかさ ちいさないす。
だけど こどもってね、
とっても おおきな世界で いきているんだ。
町をこえて はてしなく ひろがる世界。
かいだんは どこまでも どこまでも つづいていて、
バスにのれば 宇宙にだって いけるよ。


10カ国以上で翻訳され、ヨーロッパを中心に世界的ベストセラーとなっている本作。
第23回いたばし国際絵本翻訳大賞〈イタリア語部門〉受賞。

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中東欧絵本のフェアを開催中です。

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

『どうぶつたちがねむるとき』パネル展にあわせて中東欧絵本のフェアを開催中です。

こちらはチェコとポーランドの絵本。
いずれも福音館書店、内田莉莎子・訳です。

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『おおきくなったら』はチェコのわらべ唄、『しずくのぼうけん』は水の不思議を描いた科学絵本。『りんごのき』は四季の移ろいを描いた美しい絵本です。

この機会にぜひお手にとってご覧ください。
もちろんこの他にも様々取り揃えてお待ちしております。



おおきくなったら (幼児絵本シリーズ) [ 内田莉莎子 ]


しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ ポーランドの絵本) [ マリア・テルリコフスカ ]


りんごのき (世界傑作絵本シリーズ チェコの絵本) [ エドアルド・ペチシカ ]