『ひなたのねこ』『こねこのモイ』入荷しました。

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

山田稔明さんの『ひなたのねこ』(mille books)が入荷しました。


ひなたのねこ [ 山田 稔明 ]

当店の店名の由来は「ねこのひるね」。
子どもの頃から常に猫とともに暮らしていた店主にとっては、猫の昼寝姿こそゆったりとした時間の象徴。
そんな穏やかで豊かな空気が閉じ込められているようです。
話題となった『猫と五つ目の季節』もあわせてぜひ。


猫と五つ目の季節 [ 山田稔明 ]


また同じくmille books刊の『こねこのモイ』も入荷しました。

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山田さんと一緒にライブなどもされている、音楽家・近藤研二さんの歌うように軽やかな言葉と写真を眺めていると、
小さな猫がくれる大きな幸せを感じずにはいられません。
ちなみに「モイ」はフィンランド語で「やあ」。北欧つながりも嬉しいです。
出会ったらつい声をかけたくなる本ですね。

『紅茶の絵本』入荷しました。

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

寒い日にぴったりの新刊が入荷しました。

大西進・作 平澤まりこ・絵
『紅茶の絵本』(millebooks)


紅茶の絵本 [ 大西 進 ]

人気紅茶卸人・テテリアの大西進さんが〈紅茶の基本から淹れ方まで〉わかりやすく教えてくれる、
世界でいちばんやさしい紅茶の絵本。
ストーリー仕立ての構成と平澤さんのほっこりするイラストが、そのわかりやすさを後押ししてくれます。

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作り方の目安こそあれ、紅茶には守るべきことはなにもない。
自分がおいしいと思う紅茶がいれられたら、
大切な人が笑顔になる紅茶だっていれられる。
おいしい紅茶を入れる。
ただそれだけで、やさしい気持ちになれる。
テーブルに一杯のおいしい紅茶があるだけで、なんだかうれしくなる。
紅茶は、みんなの居場所なんだ。
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本の中から芳醇な香りが漂ってきそうです。

姉妹版の『コーヒーの絵本』とあわせて、ぜひ週末にゆっくりとご覧ください。


コーヒーの絵本 [ 庄野雄治 ]

「まぁまぁマガジン」入荷しました!

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

お待たせしました、「まぁまぁマガジン」(エムエム・ブックス)入荷です!

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「マーマーマガジン」が〈詩とインタビュー〉の本として大リニューアル!
編集長・服部みれいさんが今伝えたいことを盛りこんだ、渾身そして充実の1冊。
迸る情熱と喜びが伝わってきます。

インタビュー
東野翠れんさん&翠れん母・ロナさん
ホンマタカシさん
伝説のポスト・パンクバンド、レインコーツ
注目の、唾液で歯磨きをする、ウエダ歯科


シンガーソングライター・前野健太さん
ホホホ座座長・山下賢二さん
コズミックワンダー・前田征紀さん
詩人・谷川俊太郎さんの書き下ろし詩
茨木のり子、まど・みちお、岩崎航、エミリー・ディキンソンほか

元オリーブ少女や、旧『クウネル』読者の方も必読。
パンクでガーリーでチャーミングな『ユリイカ』、ぜひその目と心に。

『わたしの手帖』『日めくりッコンシャスプランカレンダー』「ポケットマーマーシリーズ」も引き続き発売中です。
残り少なくなってきましたので、どうぞお早めにお求めください。

『ふたり』作・甲斐みのり 絵・福田利之

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

11月22日は「いい夫婦の日」
甲斐みのりさん作、福田利之さん絵『ふたり』(millebooks)


ふたり [ 甲斐みのり ]

かみさまはいました
ふたりに、なれた
わたしたちは、であうことができた

なんでもない毎日を
つみかさねていくこと
あたりまえのような
きせき

大きな愛と光が溢れる、美しい絵本です。

『誰も知らない世界のことわざ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

待ちに待った新刊の入荷です。

『誰も知らない世界のことわざ』(創元社)


誰も知らない世界のことわざ [ エラ・フランシス・サンダース ]

ベストセラー『翻訳できない世界のことば』の著者による、世界の不思議なことわざを紹介する1冊。

ポルトガル語の「ロバにスポンジケーキ」はなんとなく意味がわかりますね。そう、〈豚に真珠〉と同じです。
ではスペイン語の「ガレージにいるタコのような気分」ってどんな気分でしょう?
フランス語の「ザワークラウトの中で自転車をこぐ」とは?

コロンビア・スペイン語では、猛烈に愛していることを「郵便配達員のくつ下のように飲み込まれる」というのだとか。
あちこち歩きまわるうちにくつ下がブーツに飲み込まれる状態が、愛情に溺れる様と重なるんですね。

日本語のことわざに似ているもの、万国共通だなと思うもの、まったく想像がつかないもの。
本当に様々な言葉があり、その一つ一つに出会うたび、世界の奥深さを感じます。

ちなみに北欧からもいくつか登場していますよ。

・フィンランド語「猫のように、熱いおかゆのまわりを歩く」
・スウェーデン語「エビサンドにのって、すべっていく」
・デンマーク語「ペリカンを半分に吹き飛ばしている」
・ノルウェー語「あごひげが郵便受けにはさまってしまう」

意味が気になりますね?
続きは本書でお楽しみください!

『くままでのおさらい』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

【新刊入荷】
井上奈奈『くままでのおさらい』(ビーナイス)


くままでのおさらい(ハンディ版)

あるひ
おさらのうえの
くじらさんを
ぱくぱく ごっくん

つぎのひ
わたしは くじらさんに なっていて
ねむれぬ よるを すごす こいびとに
とくべつな こえで
こもりうたを
うたってあげました
……

両手からこぼれそうなほど、大きな愛、そして優しさ。
大切な人への想いが、様々な姿かたちをもちながら紡がれていきます。

遠くから見つめ、募らせる、寂しさや悲しさ。
近づき一体となる、嬉しさ、安心感。
しかしながら、その間にも長く色濃いグラデーションがあるはずです。
常に誰もが、愛する存在までの距離をはかりながら、時に傷つき、時に喜びに打ち震えます。

「きみとわたしの さかいめは どこだろう?」
この本のコピーがぐっと胸に迫ります。

1度だけではなく、何度も何度も繰り返して読んでほしい。
今に至る時間や思い出をおさらいしながら。

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美篶堂が一冊一冊布張りの手製本で仕上げた〈特装版〉は、
中野活版印刷店によるデジタル孔版印刷、シリアルナンバー付き。

くままでのおさらい(手製本特装版)

11/20まで、江東区木場の〈EARTH+GALLERY〉にて、出版記念展を開催中。
http://earth-plus.net/?p=7650

11/25からは京都〈ぎをんさかい〉でも展示を予定。
http://gion-sakai.com/index.html

【絵本作家・のぶみさん「情熱大陸」出演】

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

ヒット作・話題作を生み出しつづける絵本作家・のぶみさんが、本日23時から放送の「情熱大陸」に出演されます。
これまでの半生を振り返りながら、新作作りの過程に密着。その創作の秘密に迫るという内容です。

http://www.mbs.jp/jounetsu/

店主は児童書出版社に勤めておりましたので、もちろん作品は知っていましたし、その売れ行きにも注目していました。
ですが、その創作へかける並々ならぬ情熱や努力については知らぬままでした。

のぶみさんは新作の原稿を何千という人に見せ、アイディアや意見をもらい、批判をされても、納得がいくまで何度も何度も書き直します。
自分の頭の中だけ、編集者との間だけで完結してしまう書き手も多い中、そこまでの時間と手間をかけるのは「子どもたちを喜ばせたい」という純粋な思いがそれだけ強いからなのでしょう。
ヒット作が増えると“甘え”も生じがちですが、その創作背景を知ると、そこに妥協はないように思います。

そんな のぶみさんの最新刊は『サンタパスポート』(サンマーク出版)。


サンタパスポート

サンタから届いた手紙に書かれていたのは「いいこと100こしないとクリスマスプレゼントがもらえません」
子どもたちはプレゼントをもらおうと、必死に「いいこと」を始めますが……。

これだけ読むと「なんだ、しつけの本か」となるかもしれませんが、そう単純ではありません。
「プレゼント欲しいからしてるだけでしょ」という当然の突っこみも用意されています。
「いいこと」って一体なに?
決して押しつけるのではなく、それを考えるキッカケになるかもしれませんね。

11/11は「麺の日」です!

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

本日は11月11日
当店のオープンからちょうど10ヶ月ですが、世間では「ポッキー&プリッツの日」「もやしの日」「チンアナゴの日」「立ち呑みの日」などなど、いろいろあるようですね。どれも気になりますが……。

でも炭水化物好きとしては、ここは「麺の日」でしょう。
「1111」が麺の細長いイメージにつながることから制定されたそうです(ちなみに制定年も平成11年!出来すぎですね)。

店内にある古書で気になるのはやはりこれ。そう、その名も『PASTA!』

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様々なパスタ料理のレシピはもちろん、パスタの種類やかくし味も紹介されているので、これ1冊で料理の幅がぐんと広がりそうです。

なんでもイタリアの『新パスタ宝典』という本には、1,347種ものメニューが載っているとか!
そばやうどんではなかなか考えられませんよね。
麺、ソース、具材、それらの組み合わせは無限大です。
山田宏巳シェフは、1,348番目のパスタを研究し、集大成としてこの本を生み出しました。

ぜひオリジナルのパスタに挑んでみてはいかがでしょうか?

ミロコマチコさん『ぼくのふとんはうみでできている』『つちたち』『うそ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

休日ということで、本日もファンの方々が原画展にご来場くださいました。
ミロコマチコさんの絵本というと、『オオカミがとぶひ』『てつぞうはね』『オレときいろ』などがすぐに思い浮かびますが、
こちらの3冊もそれぞれ違った魅力のある作品です。

『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)


ぼくのふとんはうみでできている [ ミロコマチコ ]

うみのふとんは、ふかくてひろい。ねこのシロといっしょにねむる。
ザーンザーン ぐうぐうぐう。朝、目覚めると子ねこがたくさん生まれてた!次はねこのふとんだ。
にゃあにゃあにゃあ ぐうぐうぐう。たくさんのねこたちをこねこねしてたら、もちもちもちふわふわしてきたぞ。
それになんだかあま~い匂い。目が覚めると、朝ご飯はふかふかのパン!次は、そう、パンのふとんだ!
想像力の連なりと言葉が楽しい絵本。


『つちたち』(学研プラス)


つちたち [ ミロコマチコ ]

おはよう つちたち おはよう おはよう おはよう たいよう
くろいの ちゃいろいの きんいろの みんな つちたち
土を主役に、自然をダイナミックに切り取り描いた作品。
何もかも開放して、ただ無心でページをめくりたくなります。
本の中に閉じられた大地の力が、開いた瞬間爆破します。
隅々まで置かれた色の力強さ。

『うそ』(金の星社)


うそ [ 中川ひろたか ]

うそを つくのは いけないことだけど うそを ついていない ひとなんて いるのかなあ?
お母さんの真珠のネックレス、撮影のセット、お弁当のギザギザの葉っぱ。物語のおばあさんやオオカミ。
でも人を喜ばせるうそもある。
怒られたくない時、悲しませたくない時、何かを守りたい時、ひとはうそをつく。
うそってなんだろう?
こちらは中川ひろたかさんとのコラボ作。「はじめてのテツガク絵本」シリーズの1冊です。

「どーんとやさい」シリーズ最新刊『どででん かぼちゃ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

7月に原画展とトークイベントを開催した、いわさゆうこさんの「どーんとやさい」シリーズ(童心社)最新刊が届きました!
その名も『どででん かぼちゃ』です!


どででん かぼちゃ [ いわさ ゆうこ ]

しゅるしゅる どんどん つる どんどん
はたけだって どてだって みんな はっぱで うめつくせ

さいた さいた! かぼちゃの はな
おねがい むしさん はこんでね おばなの かふんを めばなまで!

まだまだ ずんずん もっと おおきく
できたぞ できた! どででん かぼちゃ

かぼちゃの葉が地面を覆い、つぼみは黄色い花を咲かせます。花がしぼむと小さなかぼちゃ。
それがぐんぐん大きくなると、どででんかぼちゃの出来上がり!

分厚い葉や鮮やかな花、皮の凹凸や種のじゅるじゅる感。
いわささんの筆が描き出すのは、まさに生きた野菜の姿そのままです。

西洋かぼちゃや日本かぼちゃなど、今作でも多くの種類が紹介されていて、店頭で見るのが楽しみになりますね。
ちなみにズッキーニもかぼちゃの仲間なんですって。
アトランティックジャイアントという種は、大きいもので600kgにもなるとか!!

だんだんとハロウィン気分も盛り上がってきました。
仮装の前にいろいろなかぼちゃについて知るのも、また楽しいかもしれません。

『わたしの手帖』『日めくりッ コンシャスプランカレンダー』「ポケットマーマーシリーズ」入荷!

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

お待たせしました!
エムエム・ブックスさんより、
『わたしの手帖』『日めくりッ コンシャスプランカレンダー』「ポケットマーマーシリーズ」
が入荷しました!

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毎年使っている方も、そうでない方も。
2017年のあたらしい自分にはぜひこちらを。
1年間のお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。

いずれも数に限りがございますので、お早めにご来店ください。
お待ちしております!

商品の詳細はこちら☆
http://hirunekodou.seesaa.net/article/442424059.html?1477459254

新刊入荷

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

今日はずいぶんと肌寒く、夕方からは久しぶりの雨。
乾燥した空気を潤してくれそうですが、冬の到来を感じてしまうような1日でもありました。
そんな中でもご来店くださり、誠にありがとうございます。

さて、先日入荷した新刊です。

『白崎茶会のあたらしいおやつ 小麦粉を使わない かんたんレシピ』(マガジンハウス)

白崎茶会のあたらしいおやつ 小麦粉を使わない かんたんレシピ [ 白崎裕子 ]

できるだけ小麦粉や乳製品を避けようとしているのについ食べてしまう店主ですが……。
同じような方にはおススメです。小麦粉、卵、バターを使わないのに、驚くほどおいしい&簡単。
甘くて、小腹を満たして、だけではない、これからのあたらしい「おやつ」レシピ集です


『菜食菓子店 オイル、スパイス、ハーブで作る大人のクッキー。』(グラフィック社)

菜食菓子店 [ ミトラカルナ ]

卵・乳製品などの動物性食品を一切使わないこと。
身体や自然に負担をかけない食材や、未精製のお砂糖、自然の恵みであるスパイスやハーブなどを使って、
みんなが一緒に食べられるお菓子づくり。一本筋の通った、気持ちの良い本です。


『帰ってきた 日々ごはん②』( アノニマ・スタジオ)

帰ってきた日々ごはん(2) [ 高山なおみ ]

料理家・高山なおみさんによる人気エッセイ、新シリーズの第2巻。
嬉しいときも、落ち込んだときも、どんなときも、ごはんを食べる。
ささやかな日常、ちいさな毎日がキラキラしてくるような、そんな1冊。
料理名を眺めるだけで生唾が出てきます。

というわけで、食に関する本ばかりでした。
お腹が空きましたね!!

『けもののにおいがしてきたぞ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

本日から始まった、『きみの町で』ミロコマチコさん原画展。
早くも来店してくださったお客様が。ありがとうございます。

会場ではミロコさんの既刊絵本に加え、先日発売されたばかりの最新刊、
『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)も販売しております。


けもののにおいがしてきたぞ [ ミロコマチコ ]

ここは けものみち
むにむに じょわじょわ くさばなたちが さわいでいる
けものの においが してきたぞ

びるびるびるびる むるむるむるむる
ぺテぺテぺテぺテ ザーゾーザーゾ―
あめ あおい

けものの においが してきたぞ
……

しばらく言葉を失ってしまうくらいの衝撃。

開いた途端、目に飛び込んでくる、鮮やかな色、色、色
口に出さずにいられない、不思議な言葉の数々
獣の匂いがあわせて漂ってくるような、濃厚なインクの香り
どこに迷い込むのか恐る恐るめくる、紙の質感、手触り
闖入者に向けられるかのごとく感じられる、全方位からの視線

身体のありとあらゆる感覚を刺激します。

THE・ミロコマチコであり、THE・絵本、という感じでしょうか。

どんなに言葉を尽くしても、この絵本の魅力は言い表わせません。
ぜひ手に取って、その温度を感じてください。

『ぼくのにゃんた』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

新刊入荷です。

鈴木康広『ぼくのにゃんた』(ブロンズ新社)


ぼくのにゃんた [ 鈴木康広 ]

ねこの にゃんたは ぼくのねこ
ちょっと かわった ねこなんだよね

まにゃいたになったり、ドーニャツやビスキャットになったり。
野球のニャンキースではヘルネッコやキャッツアーミットとして活躍するし、ニャワーからはお湯が出ていい気持ち。
他にもネッコレスやネコタイ、ニャイホンになったり、いつでもそばにいてくれる。

でも、そんなにゃんたがあるとき急にいなくなって……。

愉快でちょっぴりキュンとする。
大好きなにゃんた。

今夜は満月。『つきよの3びき』『きょうはそらにまるいつき』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

今夜は満月。
こんな夜にぴったりの新刊絵本2点が入荷しました。

●たかどのほうこ 、岡本順『つきよの3びき』(童心社)


つきよの3びき [ たかどの ほうこ ]

くまたろうと、ぽんたと、やぎえちゃんは、夜の公園でふくれていました。お母さんにしかられて家を出てきたのです。
「おっかーなんか、しーらない! 」
3びきは夜道をいたずらしながら歩きます。
塀に手形をつけたり、貼り紙を食べちゃったり。すっかり浮かれ気分でどんどん歩いていきます。
でも一軒の家から子守歌が聞こえ、明かりがぱちんと消えると、なんだか寂しくなりました。

ふと空を見上げると、お月様がやさしく笑って言いました。
「さあ、もう、おかえんなさい」
ふくれた気持ちも、浮かれた気持ちも、しゅるしゅると消えました。
しんとした夜道を、3びきはお月様に照らされながら、一生懸命おうちへ向かいます。


●荒井良二『きょうはそらにまるいつき』(偕成社)


きょうはそらにまるいつき [ 荒井良二 ]

夕暮れの公園や、夜の街中で。遠い遠い、山や海にも。
ベビーカーのあかちゃんや、バレエの練習帰りの女の子、仕事を終えた洋服屋の親子。
たくさん遊んだクマやネコたち、大きく跳ねたクジラも。

それぞれがふと見上げた先には、まんまるの満月が。
いろいろな暮らしのなかで、楽しいことも悲しいこともあるでしょう。
でも夜空には、私たちを優しく照らしてくれる光りがあって、誰もが同じ月を見ることができます。

きょうはそらにまるいつき。1日の最後に見える、ごほうびのようなお月様です。
どうぞ夜空を見上げてみてください。

『北欧ゆるとりっぷ』

東京・谷中の本屋ひるねこBOOKSです。

森百合子『北欧ゆるとりっぷ』(主婦の友社)


北欧ゆるとりっぷ [ 森百合子 ]

北欧好きならどなたでもご存知、森百合子さんの最新刊です。

“北欧ブーム”と言われる昨今、北欧のおしゃれでかわいい雑貨やスポットを紹介する書籍、雑誌は数多くあります。
そんな中にあって、本書は「北欧的ゆるさを楽しむ」旅ガイド。
ほっとひと息つける居心地のいい場所、もう一度行きたい忘れられない場所などを紹介しています。

北欧の人と同じようなゆったりとした時間や場所に浸り、暮らすように旅をする様子からは、
現地の風や匂い、肌ざわりのようなものが感じられます

北欧を何度も訪れている“北欧上級者”森さんならではの楽しみ方という面もあるかもしれませんが、
観光スポットを忙しく飛び回るだけではなく、時にはゆったりとした時間こそを楽しみたいものですね。
一般的なガイドやテレビで見るのとは違う、新しい北欧に出会い、そして好きになることができそうです。

もちろん、現地ならではのお土産情報やイベントなどの情報も盛りだくさんなので、
一歩進んだ北欧ツウになれること間違いなし。
目先の旅行計画に組み込むのもよし、まずは北欧への思いを募らせるのもよし、です。

仕事や家事に追われて何かと忙しい毎日。
一旦手を止めて、コーヒーやシナモンロール片手に読んでいただきたい1冊です。
ほっとひと息、ついてみませんか?