震災日録 5月17日 スレートの募金口座 

一日、家を掃除して社屋や家を流された北上町の熊谷さんがほしいといった「蒲団、食器、調理器具」を仕分けする。シーツは洗濯し、3組の蒲団を用意でき、7時前に熊谷産業の沖元さんがとりにきてくれた。ヤマサキは15日から宮城の登米にいる南三陸町からの避難者にカラーボックス、辞書、文房具などを届けにいってきた。息子岳ちゃんの運転でかなり遠かったもよう。「南三陸の海沿いを走りながら、「こんなに瓦礫が片付いた」「ウニが育ち過ぎている、早く海に出たい」という話を聞くと、初めてみる被災地の風景に呆然としている顔を伏せたくなりました」とメールにあった。

雄勝天然スレートを復興したい方たちの募金先を作る。個人名でない郵便貯金を作る時は会員や会の規則などを書かなくてはならないが、白山の郵便局員が親切に協力してくれ、あっという間に作ることができた。

読売の都内版で連載が延期されていたが「森まゆみのむかしまち散歩」として6月2日から始まることに。ほっとした。が忙しくなりそう。

震災日録 5月16日 公務員の残業代

昨日の熊谷さんのお話のなか、名取市の職員の総残業代は3億ではなく1億6千万でした。お詫びして訂正します。といっても職員ひとり当たり30万。私としては残業代をもらうのは労働者の権利だとは思いますが、いっぽう家も仕事も失った被災者にまだ1銭も出ていないことが問題だと思います。名取市だけではなく被災地の他の自治体でもそうでしょう。神戸などでは災害時の公務員の残業代は青天井ではなく制限を設けているようです。批判が起きるのは今回、自治体の事務職員が全体として住民からよくやった、といわれる働きを見せていないこともあるかも。「今回、いちばん頼もしかったのがご近所とボランティアと自衛隊。役に立たなかったのが役所の中間管理職と議員と縦割り行政」(いわき市のAさん)ほか同様の意見をたくさん聞いています。

もうひとつ熊谷さんのお話で、大川小学校の避難については住民が不適切な示唆をして教員が迷ったという説もあるようです。まだ真相はつかめませんが、子どもを失った親の気持ちを考え、二度とこのような惨事を起こさないよう、ちゃんとした検証と教訓を引き出してほしいものです。

この日、7時、谷中コミュニティセンターの建て替えをめぐる話し合い。住民の代表による検討部会で基本計画は策定されたものの、まだそれは住民全体のものとなってはおらず、3・11のあと、本当に役立つ防災センターを作るにはもう少し、みんなの知恵を集める必要があるのではないか、ということになった。谷中コミュニティセンターは区を越えて利用されているものなので、この場合、住民とは文京区民も含みます。おなじく森鴎外記念本郷図書館は台東区民もよく利用していますので、図書館の運営については台東区民も意見を言っていいのです。行政の縄張り主義にはあきれる他ありません。もちろん休日の午後などに災害が起これば、多くの散歩や見学者も防災広場やコミュニティセンターに逃げ込むでしょう。

パウル・クレー、ファン・グリス、アントニ・タピエス、ベルナール・カトラン

[ ご注文、お問い合わせは albatross@yanesen.net まで ] 洋書画集、図録です。テキスト独語、スペイン語、仏語等につき内容解説等詳細案内できませんが、いずれも本の状態は概ね良い方だと思います。 ・PAUL KLEE  DIE KUNST DES SICHTBARMACKENS                  BENTELI 2000年 ¥15750    テ・・・

いわき市への支援に(報告その1)

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 5月18日~21日にかけて福島県いわき市に行ってきました。(報告その1)
 支援活動を熱心に熱心に続けている池本英子さんから、「避難所への炊き出しで、カレーが飽きてきている。別の料理にできないか。魚が食べたいという要望がある」と連絡がありました。

 私は、学校給食調理の経験があり“カレーなら肉じゃが、魚は煮魚にすれば大量調理は可能なので、了解!支援に行きましょう!炊き出しは、任せてください”と返事をしました。
 
 池本英子・達雄夫妻、福島を是非取材したいといっていた、森まゆみさんの4人で、いわき市に向かいました。
 
 支援にあたって「何故、被災地から遠い東京から時間と経費をかけて支援に行くのか?近隣の福島県の人たちによる支援で間に合わないのか?」これが私の大きな疑問であり知りたい課題でした。

 今回私たちは、イスラム教徒の「ジャパン・イスラミック・トラス(宗教法人・日本イスラーム文化センター)マスジド(モスク)大塚」の方といわき市の方が、3月26日からずっと行っている炊き出し、たくさんの食料などを送る支援活動の中に入れてもらったものです。
 
 彼らは、イスラム教徒のネットワークを活用して、東京のインド料理店のコックを交代で派遣していたり、頭の下がる支援活動を行っていました。
 
 毎日、カレーが多いので、できる限り日本人の食生活に合わせた味に工夫しているとのことでした。
 
 「困っている人がいるのを助けるのはあたりまえ」・・・これが彼らの考えです。
 代償やお礼の言葉を求めたりしません。
 彼らのいわき市のモスクを拠点にただ、ひたすら支援です。
   
 私たちは、4日間で避難所になっている勿来体育館 、勿来市民会館、江名小学校 、四倉高校への炊き出しと、平工業高校を訪問しました。
 既に震災から2ヶ月が過ぎていて、立ち寄った勿来の民間のボランティア受付所も閉じる作業をしていました。 勿来支所(いわき市の出張所)の方によれば、発災直後、支所が把握しただけで31ヶ所の避難所に4,890人が駆け込み(実際はもっと多い),この地区の約10人に1人は非難したことになります。
 
 それが、5月18日避難所3ヶ所161人までになったそうです。
 仮設住宅や民間アパートへの転居がおこなわれていていました。
 それでもまだまだ足りない状況、地域で一緒にくらしていたのにバラバラになりたくない、住んでいたところから遠くになる、などさまざまな理由で避難所での生活を続けていると伺いました。

 避難所では、ダンボールで家族単位で壁をつくっているところもあれば、ビニールシートを敷いて布団を重ねていたり様々でした。
 
 私は「もし、自分がこの生活が長期になるならとても耐えられない」と思いました。
 共同生活といっても、食事を選べない、個人のプライバシーは無いに等しい状況で、着替え用のテントを張っているところもありました。
 
 炊き出しが無いときは市販のおにぎり、弁当が市から支給されますが、毎日食べていると飽きてのどを通らなくなります。
 
 ですから、できるだけ、暖かい和食、汁物という要望になってきます。
 自分たちで、調理といっても、大量に食材の注文、調理、片付けを行うとなれば、人材、調理設備・道具、役割分担、衛生面に注意も必要です。
 
 避難所の学校体育館での自炊は難しいと思いました。
 文京区では、給食が自校方式で、調理室があるので工夫すれば炊き出しは可能ですが、いわき市は条件が違います。
 私たちが、食材の買出しに、出かけたモスクから3kmほどのところにあるスーパーマーケットには、あらゆる食料品があふれていました。
 でも、地元でとれる魚貝類だけが原発事故の放射能汚染の関係でありません。
 被災地から逃れたところでは、通常の生活が取り戻しつつあると思いました。
 
 それでも、毎日、余震は続いているし、「3月11日と4月11日の不安が頭から消えることは無い」「原発の放射能がどうなるのか不安」と、私たちが出会った誰もが話していました。
 
 一見取り戻しつつある生活も、避難所にいる方も、家屋倒壊などの難を逃れた方も、みんな同じように不安な生活を送っていて、街全体が元気が無いように感じました。
 地震による家屋の倒壊、毎日続く余震、津波による壊滅的な街の崩壊、原発事故による放射能汚染の恐怖、これらが今も人々を取り囲んでいます。
 
 福島県で、いわき市で、近隣の人たちで支援しろとはとても言えません。
 やはり、東京に住んでいたり、どんなに離れていてもできる人は、支援を行うべきです。
 私も、できることを続けたいと思いました。
 雪の降る季節から、夏に季節が変わって必用な衣類も変わってきています。
 被災地の要望を的確に把握しそれを、何処に何が必要なのかを発信するシステムの確立が求められていると感じました。

鳥が舞う影

工房&ギャラリー「やぶさいそうすけ」で開催予定の、イラストレーターであり歌手でもあります扇谷 一穂[Oogiya Kazuho]さんのライブ「一枚の絵と一時間」vol.2のための内装がカーテン越しに浮かんで見えます。鳥が空中で遊び回っているかのような、ゆらゆら漂う影。会場全体が一枚の絵のような空間の中で、扇谷一穂さんのライブは開催されるそうです。 扇谷一穂さんの音を待ちわびる鳥たち。さて、どのような"一枚の絵と一時間"が紡がれるのでしょうか。 やぶさいそうすけ   ■ 扇谷 一穂[Oogiya Kazuho]LIVE一枚の絵と一時間』vol.2 <http://kazuhooogiyainfo.blog100.fc2.com/blog-entry-14.html> 開催日: 2011年 5/27(金) 時間: 開場 19:00/開演 19:30〜 料金: ¥2,500(全席自由) 出演: Vocal,Guitar: 扇谷 一穂 <http://www.kazuhooogiya.com/> Guitar: 木村 恵太郎 <http://hoaimi.exblog.jp/> 場所: やぶさいそうすけ <http://www.yabusai.net/> 住所: 台東区谷中 1-2-16

Romantica* 雑貨室

ロマンチカ雑貨室 六阿弥陀道沿い、岡倉天心記念公園斜め前。乙女心をくすぐるセレクト&ハンドメイド雑貨の店「Romantica* 雑貨室[ロマンチカ ざっかしつ]」です。(OPEN: 2011.5.2〜) オーナーのアラカワさんは、「あいうの本棚」として、友人らと「不忍ブックストリートの一箱古本市」への参加や、根津のgallery okarina Bでの展示会にも参加されていました。「Romantica* 雑貨室」は、八丁堀の知人のアトリエの一角を借りての「Atelier Huit et Romantica*雑貨室」を経て、待望の谷中でのショップオープンとなりました。
白を基調にした外観と内装、色とりどりのガラスのおはじきが嵌め込まれた三和土。甘いパステルカラーのアクセサリーやガーリーな雑貨。 ロマンチカ雑貨室 Romantica* 雑貨室   Romantica* 雑貨室   ■ Romantica* 雑貨室[ロマンチカ雑貨室] <http://www.romantica-zakka.com/> 営業時間: 12:00 - 18:30 定休日: 不定休(ブログにて確認下さい。) 住所: 台東区谷中 3-6-14 Romantica* 雑貨室  

鳥の視点

煙突を金槌とノミで叩いて崩す、などという仕事も昔の鳶職にしか出来ない仕事でしょう。 その職名を"[とび]"とは上手く付けたものです。高層ビルも飛行機もない時代ならば、電線より上の世界はの領分だったでしょう。現在では銭湯の煙突よりも高いマンションさえも建っている谷根千界隈ですが、それでもひとり煙突を叩き崩しながら谷中の街を俯瞰する鳶の視界は、キツい作業とはいえ、仕事の手を休めてふと周りを眺める時には、さぞや気持ちがいいことだろうと思います。 谷中の空  

Growing Down

スカイザバスハウス 銭湯を改装した Contemporary Art Gallery「SCAI THE BATHHOUSE[スカイ ザ バスハウス]」のシンボルともいうべき煙突が、東北大震災をきっかけに長さを短縮する工事が始まっています。(2011.5.23〜) かつては赤瀬川 源平が煙突のてっぺんに猫のオブジェを制作したこともありました「SCAI THE BATHHOUSE[スカイ ザ バスハウス]」の煙突ですが、今回の震災を踏まえて、近隣の安全のために短くすることになりました。
SCAI THE BATHHOUSE[スカイ ザ バスハウス] <http://www.scaithebathhouse.com/>
SCAI THE BATHHOUSE
  ずいぶんと短くなったような...。 SCAI THE BATHHOUSE  

【第2弾 5/18-21】いわきに行ってきました。 / 池本達雄

大塚モスクの炊き出しのお手伝いにいかれた、チーム・アサダのメンバー池本達雄さんからの報告です。 書き方は、これまで大塚モスクから届いている支援報告の形式にのっとっています。 同じ支援の日々を過ごしてたメンバーが、それぞれ … 続きを読む

3・11を語り合う ~被災地で見てきたこと / 私たちにはどんな防災センター(もしくは避難所)が必要か?~

2011年6月5日(日)13:30~17:00(途中出入り可) 谷中コミュニティーセンター第2会議室 参加費500円(今後の広報の諸経費に当てます) 司会 森まゆみ 主催 谷根千工房 問合せ 03-3822-7623 o … 続きを読む

石川好見 より 【5月18日発】いわきへ炊き出しに行きます。光源寺隊&チーム・アサダ へのコメント

四倉高校に避難いたしてます者です。
再三の支援物資・炊き出し本当に感謝いたしておます。
温かい食事震災三週間程食べたことがありませんでした。光源寺隊みなみな様のお陰で心が救われました。
これからも温かい心ずくしの程宜しくお願いいたします。私たちも頑張りますのでどうか宜しくお願いいたします。
くれぐれモお身体を大切にしてください。
ありがとうございました。

ワークショップ「1日限りのモビール部」

モビール部 近頃、クラブ活動づいている Negla店主とO来堂書店 Hさん。。千駄木マンガ倶楽部往来堂書店手芸部。往来堂書店には書道部もありましたっけ。そして本日は小関祥子先生を講師に迎えてのワークショップ、題して『1日限りのモビール部』です。(2011.5.24) 平日開催のワークショップとあって店舗勤めや幼稚園児のお母さんなど、土・日曜には仕事や用事がある方々が参加しました。 自己紹介コーナーがあったり、休憩時間には旅ベーグル 焼き菓子部の差し入れがあったりで、中学の放課後気分なワークショップでありました。(モビール制作自体は黙々と作業を続ける真剣な 3時間でしたが。)
黙々と。先生に質問以外は黙黙、黙黙、・・・。
モビール部
  Dance with me わたしとおどって 小関祥子 モビール展 関連企画 ■ モビール・ワークショップ「1日限りのモビール部」 <http://negla.jugem.jp/?eid=282> 開催日: 2011年 5/24(火) 時間: 14:00 - 17:00 * ワークショップ開催時時間中は閉店します。 定員: 5名 参加費: ¥1,000 講師: 小関 祥子[Koseki Shoko] <http://www.kittari-hattari.com/> 場所: 古道具 Negla[ネグラ]<http://www.negla.net/> 住所: 文京区千駄木 2-39-5  
ねこモビール
一日限りのモビール部ちくちくがたんこ。がったんこ。) <http://pu29.blog40.fc2.com/blog-entry-482.html> ■ 結局、みんな踊ってる。hibi no awa) <http://www.tabibagel.net/days/?eid=583> ■ ワークショップ「一日限りのモビール部」cutter and paste) <http://skksk.exblog.jp/14837819/> ■ 1日限りのモビール部ねぐら日誌) <http://blog.negla.net/?eid=288>