【D坂文庫アーカイヴスその14】『夜露死苦現代詩』都築響一

『夜露死苦現代詩』都築響一 ちくま文庫 スイングする言葉と剥き出しの抒情! 都築アンテナは相変わらず感度良好。今度は「ことば」を対象にして、市井の詩人たちの実情に迫る。詩人は職業ではなく属性のようなものなので、誰でもいつ […]...

【D坂文庫アーカイヴスその12】『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』ディケンズほか、Eゴーリー編、柴田元幸ほか訳

『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』ディケンズほか、Eゴーリー編、柴田元幸ほか訳 河出文庫 夏の夜の悪夢 これは絵本作家ゴーリーの、編集者兼イラストレーターとしての仕事です。12人の書き手による怪談は粒ぞろいで、し […]...

【D坂文庫アーカイヴスその11】『ナチュラル・ウーマン』松浦理英子

『ナチュラル・ウーマン』松浦理英子 河出文庫 人間の恋愛は遺伝子戦略に勝てるか? かつて「好きな人にたまたま奥さんがいただけです。」と発言した女優さんがいましたが、本書は「好きになった人がたまたま女性だっただけ」という女 […]...

【D坂文庫アーカイヴスその9】『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン

『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン 創元推理文庫 暗黒版 暮しの手帖 少女メリキャットは姉のコンスタンスと、他の家族が皆殺しにされた屋敷に住み続けている。村人たちから忌み嫌われながらも姉妹は静かに幸せに暮ら […]...

【D坂文庫アーカイヴスその8】『ブラフマンの埋葬』小川洋子

『ブラフマンの埋葬』小川洋子 講談社文庫 心地よい切なさに酔う 動物好きである。犬でも猫でも街で見かけると、つい声をかけたくなる。かなり怪しいおじさんである。動物は愛おしい。しかし、どんなに愛しても、彼らは彼らの世界に生 […]...

【D坂文庫アーカイヴスその4】『きみは誤解している』佐藤正午

『きみは誤解している』佐藤正午 小学館文庫 佐藤正午といえば「競輪」だ。作家自身が競輪好きで、小説やエッセイの中に、競輪にまつわる人々がたびたび登場する。その佐藤正午の「競輪」を主題にまとめた短編小説集。「競輪」もギャン […]...

【D坂文庫アーカイヴスその3】『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』アレン・ネルソン#ohraido

『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』アレン・ネルソン 講談社文庫 戦争の記憶がどんどん薄れていってしまい、日本がアメリカと戦争をしたことさえ知らない若者がいると聞きました。アメリカは戦争を続けないとまとまらない国 […]...

【D坂文庫アーカイヴスその2】『最低で最高の本屋』松浦弥太郎

『最低で最高の本屋』松浦弥太郎 集英社文庫 「カウブックス」というちょっとした有名な書店の主宰にして、「暮らしの手帖」編集長・松浦弥太郎が書く「働くこと」のエッセイ。彼の生き方は彼の生き方であって、あなたの生き方ではない […]...

【D坂文庫アーカイヴスその1】『木曜の男』G・K・チェスタトン 吉田健一・訳

『木曜の男』G・K・チェスタトン 吉田健一・訳 創元推理文庫 奇妙なタイトルに惹かれ、気づいたときには始まっていた逆説の連鎖。追いかけていると思っていたら、実は追いかけられているといった眩暈のする展開。一つの謎が解けるそ […]...